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東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に向け、4日に始まった 本格工事。 東電が完了時期が遅れる可能性を示す背景には、岩盤掘削や海上での 作業など予測が難しい工程が待ち構えていることがある。 完成しても放出前には、漁業関係者らの理解を得る必要があり、課題 は山積みだ。 (中略) 政府と東電が2015年に福島県漁連に対し「関係者の理解なしにいか なる処分(海洋放出)もしない」と約束した文書について、東電は8月 3日の記者会見で「順守」と明言。ただ、どうやって理解を得るのかは 「説明を尽くす」繰り返すだけで見通しはない。(後略) (8月5日「東京新聞」朝刊2面より抜粋)
.. 2022年08月06日 08:13 No.2542001
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