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−その理由−原発はエネルギーの3分の2を 海へ捨てて温めているから (神奈川県横浜市在住)
・石油、石炭、天然ガス(LNG)による発電は、放射能の危険はないので、 発電機を回す蒸気の温度を、600度、700度、さらに最新では1600度に高く できます。 50年前からの原発では蒸気の温度は低い280度、高くて320度くらいです。 (温度を上げすぎると核燃料が溶けてしまう)
・「熱機関」としての発電機の熱効率は蒸気温度が高い程高くなります。 原発では30%程度、火力発電では50%以上、最新の複合機(例:横浜火 力…LNGコンバインドサイクル=燃焼ガスと燃焼ガスの廃熱による蒸気 の2段で蒸気タービンを回す)では60%以上です。 (皆さん、熱力学の基本を知って下さい)
・原発ではウラン核分裂エネルギー(熱)の3分の2を海へ捨てて(蒸気を 海水で冷やして復水する)います。だから、温排水が発生します。 日本では海を、米国やフランスでは川を温めます。 昨年のフランスでは川の温度を下げるために原発を停止しました。 本年の熱波で、フランスではまた原発を止めることになるかも知れま せん。
・世界に約500の原発があるので、ますます温暖化に貢献しているでしょう。
.. 2022年07月10日 08:01 No.2519001
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