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■--人種差別撤廃提案は踏みにじられた
++ 仲條拓躬 (社長)…673回          


日本は第一次世界大戦の戦勝国でした。イギリスやアメリカと並び、世界の一等国のひとつになった唯一の有色人種の国だったのです。日本は、非白人国家として、白人優越の世界の在り方に、強い問題意識を持っていました。

いや、白人支配の世界で、奴隷にされ、搾取される有色民族の姿に、涙していたのです。世界の一等国となった日本は、有色人種の代表であるという高い意識をもって、第一次世界大戦後の新たな世界秩序の構築に、貢献しようと奮闘しました。

それが、日本の人種差別撤廃提案だったのです。第一次世界大戦の連合国が、1919年1月から、パリに集い講和条約について討議したのが、パリ講和会議です。会議では、各国首脳が講和問題だけでなく、新たに発足される国際連盟の規約についても議論しました。

2月13日の、国際連盟の規約を草起する準備委員会の席上、日本はその規約草案に「各国均等の主義は国際連盟の基本的なる綱領」、「連盟員たる一切の外国人に対し均等公正の待遇を与え人種あるいは国籍如何に依り法律上あるいは事実上何等差別を設けざることを約す」といった文言を、宗教の平等を唱えた連盟規約二十一条に付け加えるよう提案した。

いわゆる日本の人種差別撤廃提案です。これほど国際的な権威ある会議で、人種平等を提案したのは、日本が初めてだったのです。その後、宗教規約そのものが取り除かれることとなり、人種差別撤廃提案は、改めて提出されることとなりました。こうした動きに対して、アメリカでは内政干渉であるとして反発が高まったのです。

アメリカ上院は、提案が採用されれば、条約を批准しないという決議を行い、大統領のウィルソンも、これに従わざるを得なくなりました。オーストラリアのヒューズ首相も、会議中に退席するほど強硬であり、日本の主張が入れられれば、署名を拒否して帰国する、と発表しました。

4月11日、日本は再度提案を行い、連盟規約前文に「各国民の平等及びその国民に対する公正待遇の主義を是認する」という一文を、挿入するように求めました。イギリス、オーストラリアが反対する中、議長を務めていたアメリカのウィルソン大統領は、「本件は平静に取り扱うべき問題」であるとして提案自体の撤回を求めました。
.. 2022年06月25日 05:54   No.2506001

++ 仲條拓躬 (社長)…674回       
日本代表団の牧野伸顕元外務大臣は、採択を求め、イギリス、アメリカ、ポーランド、ブラジル、ルーマニアが反対したものの、出席者16名中11名が賛成し、圧倒的多数で採択は可決されたのです。ところがウィルソン議長は、「全会一致ではない」として、この採決を不採決としたのです。牧野は多数決による採択を受け入れるよう求めました。

しかし、ウィルソン議長は「本件の如き重大なる事案の決定については、従来とも全会一致、少なくとも反対者なきことを主旨により議事を取り扱う」と、これまで重大案件は全会一致で行ってきたと反論し、牧野も渋々これを受け入れる結果となったのです。

その際、牧野は議案を撤回することの条件として、提案を行ったという事実と採択記録を議事録に残すことを要請し、受け入れられました。この日本の「人種あるいは国籍如何に依り法律上あるいは事実上何等差別を設けざるべきである」という姿勢は、その後もずっと貫かれることになるのです。

.. 2022年06月25日 06:06   No.2506002
++ 仲條拓躬 (社長)…675回       
ひとつの王朝を続けてきた日本
アメリカ大陸の歴史を語るときに、「先コロンブス期」という表現が使われます。コロンブスの「新大陸発見」の前の時期という意味です。その時期に伝承が残されているのは、ノース人の植民地時代だけです。それも、かすかな痕跡にしかすぎないのです。
10世紀頃のことです。日本では、そのはるか以前に、国家が成立し、ひとつの王朝が豊かな歴史、文化、伝統をつくりあげていました。このことが、どれほどの偉業であるかは、世界史の中で位置づけてみるとよくわかります。偉業という次元を超えて、この日本の来歴そのものも、奇蹟のようなものなのです。
世界に、このような国が、存在していることそれ自体に、神の恩寵すら感じられます。古代から一つの王朝のもとに、日本文化が大陸からの影響も受けながら、しかし、独自の文化を形成し、それを洗練させてきたことは、日本人が真に世界に誇れる歴史です。素晴らしい、類例のない文化と伝統を、二十一世紀まで、育んできた来歴があるのです。
そして、強調したいのは、天皇というご存在によって、ひとつにまとまった国が、ずっと続いていることなのです。その凄さが、わからない日本人が多いように思います。どの民族にも、どの国にも、それぞれに歴史があります。それは、それぞれに意義深いものがあるのです。侵略につぐ侵略の歴史もあるでしょう。逆に、侵略され続けた歴史もあります。
日本は、大陸からの脅威に対しても、しっかりとした防衛力をもって、独立を保ってきました。「太平洋戦争」は侵略戦争であり、その侵略戦争を起こしたのはアメリカでした。日本は有史以来、侵略戦争を起こしていません。日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、そのいずれも侵略戦争ではないのです。

.. 2022年06月27日 05:28   No.2506003
++ 仲條拓躬 (社長)…676回       
それらは全て、日本と日本人を守るための自衛戦争であったと言えます。なぜ、日本には強い国防の意識があったのか。その秘密は、神話がずっと続いてきた来歴と、神話につらなる「万世一系の天皇」を戴いてきたことにあると思います。「万世一系の天皇」という存在によって、二十一世紀のいまにまで神話が生き続けているのです。
その奇蹟がもたらされました。また、その「万世一系の天皇」を戴く君民一体の国体を、日本が営々と護持してきたからこそ、この国は、令和三年には皇紀二千六百八十年を迎えるという。世界史にあっても、実に永きにわたって、存在してこられたのです。神話と二十一世紀が、日本では別々のものではないのです。
それはひとつのものとして生き続けているのです。このような国は、世界広いといえども日本だけなのではなかろうか。「万世一系の天皇」という概念には、悠久の過去から永遠の未来へと流れる時間が内包されています。いま生ける天皇は、悠久の過去と永遠の未来を、生ける神話として象徴しておられるのです。
単に、アメリカ軍によって占領された後の日本国憲法によって定義された天皇という存在を、象徴しているのではありません。天皇の存在には、戦前も戦後も、いや明治維新以前も以降も、全く変わらない本質的なものが貫かれているのです。
だからこそ「万世一系の天皇」として位置づけられるのです。それは、憲法の条文で短く定義されることによって、右や左や上や下に動くこともありません。永遠に不動の日本国の中心であるのです。

.. 2022年06月27日 05:34   No.2506004
++ 仲條拓躬 (社長)…677回       
満州に関する権益
1899年「義和団の乱」が勃発し、翌年には北京まで波及しました。ロシアは日本を含む諸外国とともにシナに兵を送り込みました。そして「乱」が満州にまで及ぶと、さらに全満州を占領してしまいました。

日露戦争が間近かな時期には、清朝の官吏が満州に入るのにロシアの役人の許可が必要でした。当時、満州はロシア領だったのです。ところが日本が日露戦争に勝利し、アメリカ東部の港湾都市ポーツマスで講和条約を締結しました。

この条約で、日本は満州に関する権益を獲得したのです。満州は公明正大に日本の権益となったのです。そもそも満州は、日露戦争の陸の主戦場だったのです。日本陸軍の輝かしい戦闘の勝利を飾り、「陸軍記念日」ともなった会戦場の奉天は満州にあるのです。

その満州に有する日本の権益に、まるで自国の領土であるかのように、シナが口をはさんでくるのです。日本側の権益保全と、シナの権益主張との壮絶な鬩ぎあいの様相を呈したのです。

よく知られる「リットン報告書」は「満州とシナを混合」していますが、日本の立場について理解を示している記述も多くあります。満州における日本権益について、「リットン報告書」は、1906年8月、日本は東清鉄道などの権益を管理するために南満州鉄道株式会社を設立した。」

「日本政府は、満鉄に鉄道とその付属財産、ならびに煙台の炭鉱を提供する代償として、同社の株式の半額もち、同社を統制する地位を得た。1910年に日本は朝鮮を併合、これにより満州に移住した朝鮮人は日本国民となり、日本人官吏はそうした朝鮮人に対して法権を行使するようになったため、満州における権利は間接的に増大した」と、論じています。

.. 2022年06月27日 05:46   No.2506005
++ タク (社長)…2519回       
小話2022年6月分上

努力して5時間で仕事を終わらせるより、ダラダラと努力しないで10時間仕事している方が給料がよい。
努力して成功を納めたと言いう経営者は努力などせずにたまたま運がよかったのだと思う。

不運は自らの行ないから生じることは間違いないと思いますが、幸運とは目標に向かって努力している者が、つかむのです。

また中国の内部資料の流出でウイグル人弾圧の実態が露呈されています。

くら寿司、有給取得を拒絶と相次ぐ疑惑の黒いネタが次々と誕生して大炎上しています。ブラック体質が蔓延する深い闇です。

アメリカの犬は日本と韓国だけのようです。

イギリス防省は、ウクライナ侵攻でロシア軍が当初投入した地上部隊の3分の1を失ったようだと述べました。5万人が死傷した計算です。一方、ウクライナ検察は戦争犯罪1万件以上を捜査中だと言います。

ロシアが敗戦の方向に進んでいると、台湾の軍事専門家だけではなく、元駐ウクライナ中国大使・高玉生氏も同様の分析をしています。高氏は自身のSNSで、「ロシアが必ず負ける」という長い文章を投稿しました。だが、中国政府に削除されました。

電動キックボード、飲酒運転など違反が相次いでいます。

ウクライナへの侵攻が始まってから3カ月が経過しました。当初の短期戦との予想に反して、戦争は長期化しています。現在は同国東部や南部で戦闘が続き、停戦のメドは立ちません。この間、ウクライナの都市やインフラは破壊され、多くの人々が犠牲になりました。西側諸国は対ロ経済制裁を実施する一方、ウクライナに対して武器などの支援を強化しています。最新式の対空ミサイルやAI利用の無人攻撃機なども提供しています。

日米重視で中国・習近平から、睨まれる韓国は、沈黙の怒りで待ち受ける報復。

36年待ち続けた映画トップガンの続編が上映されます。

タマネギが不作でとても高いです。玉ねぎには、血圧や血糖値の上昇を抑えたり、血液中のコレステロールを下げる働きのうえに、生の玉ねぎには、肌の老廃物の排泄を促す働きがあります。切ったときに目にしみる刺激成分の硫化アリルには、血液の凝固を抑制し、血液をサラサラにする働きがあるので、血栓や動脈硬化の予防になります。

.. 2022年06月29日 07:38   No.2506006
++ タク (社長)…2520回       
私が一番楽しみにしていた那須川天心と武尊のフジテレビ生放送での試合が中止になりました。ライジンの関係者が暴力団とのかかわりがあり音声録音を入手したと言います。なんでこのタイミングでそんな話を出すのか。多くの国民の夢を壊しやがった。一体誰だ!!格闘家の那須川天心は、ツイッターを更新し、「みんなごめん」とつぶやいています。フジテレビが6月19日に行われる格闘技ドリームマッチ「THE MATCH 2022」(東京ドーム)の放送を見送ったことに反応しました。天心の魂の叫び「お金の為じゃねえんだよ。未来の為にやってんだよ。子供達はどうすんだよ」と怒りをにじませました。同イベントでは、キックボクシングのRISE世界フェザー級王者の那須川天心とK−1ワールドGPスーパーフェザー級王者の武尊の対戦が注目され、同局で生放送される見通しでした。また武尊も自身のツイッターで「この試合の意味を分かって欲しい。まだ諦めません。」と訴えを記しています。世紀の一戦を惜しむ声が多数寄せられています。

ワクチン4回目接種の対象から若年層を外し政府が迷走しているのを目の当たりにして上昌広医師が問題視しています。何のために問題視しているのかわかりませんが、接種が減れば減るほど感染者も減るのです。そんなの今までのデータみればわかることでしょう。

ロシア、海上封鎖で世界を食糧危機が襲っています。プーチンに16億人の命が握られているのです。

ウクライナ侵攻を世界が一丸となって終わらせることを考えなくてはならないのでしょうが、アメリカは長距離兵器を提供しています。ここから先は何が起きても不思議ではありません。日本人も、あらゆる事態を想定して、何が起きても慌てることがないよう覚悟を決める必要があるでしょう。

ウクライナ侵攻は、ロシア劣勢を常に報じてきましたが、両国は話し合いによる解決へ向かわせようとする気配はありません。ロシアはウクライナに侵攻して、3ヶ月の死者数は1万5000人と推測されています。旧ソ連時代のアフガン侵攻は9年間で死者数1万5000人とされているので、同数となりました。

5月15日は沖縄が日本に復帰してちょうど50年の記念日でした。

ビール大手4社、10月値上げで足並み揃えています。

プーチンと習近平、金正恩が手を組み、日本が直面する脅威とは。

.. 2022年06月29日 07:45   No.2506007
++ タク (社長)…2521回       
サントリーが「桜を見る会」に無料酒提供が招く売上損失とブランド毀損です。

腸は第2の脳と言われていますが、手もひとつの脳であるといいます。脳の発達は、手を動かす機能と話す機能と密接に関係しています。現代の脳科学によれば、手は脳のすべての筋肉に直結して運動をコントロールしています。手を活発に動かすと、その刺激は脳の多くの部分に伝わります。細かい手仕事に熟練した職人や、脳の創造力と手の描写力を駆使する画家などに長生きの人が多いのは、手から脳への刺激が絶えず行われているからかもしれません。安倍元総理大臣は厚生労働省指定の特定疾患、潰瘍性大腸炎でお仕事をしていたことは、同じ病気に罹患している私にとっては励みとなりました。薬を処方されたり、手術をしましたが、何が症状を緩和したかと言うと保健所が行なった「潰瘍性大腸炎のつどい」に参加した事だと思う。
同じ悩みを語り合うことによって気持ちが落ち着きました。

岸田首相がNATO首脳会議に出席することは日本を滅ぼしかねないと京大教授が懸念しています。

TBS社員がウクライナ避難民女性を取材と偽り呼び出し性交渉&3P迫った悪行を、局は否定も証拠多数でクロ確定でしょう。

ウクライナ侵攻の影で暗躍する中国は、南太平洋を取りに動いています。

ウクライナ侵攻で、世界経済への影響は広がっています。
食料やエネルギー価格が上昇して、各地でインフレが過熱しています。

アイリスオーヤマ社用車の栃木走りに批判殺到、横断歩道前で停止中の車を路肩から抜き去っている社名を背負って無法行為の残念な人たち。

関東ロードサービスは泥にハマった車の引き上げに23万円請求にぼったくりなのであろうか。

ウクライナの敗色濃厚なのに日本では報道されません。

.. 2022年06月29日 08:03   No.2506008
++ 山崎久隆 (社長)…1367回       
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)2022年鑑
 | 冷戦後減少してきた核兵器の数が増加に転じる恐れ
 | 米国・ロシアの新冷戦の危機と中国の増加 (下)
 └──── (たんぽぽ舎共同代表)

 ※(上)は、6/25発信【TMM:No4516】に掲載

 2021年初め、フランスは弾道ミサイル搭載原子力原子力潜水艦(
SSBN)の開発計画を正式に開始しました。
 中国の総数はSIPRIの推定では2021年1月と同じですが、2021年
に新しい発射台が稼働しているため、使用可能な備蓄済み弾頭の数が
変化していると思われます。
 インドとパキスタンは核戦力を拡大しているようであり、両国は2021
年に新しいタイプの核運搬システムを導入し、その開発を続けています。
 核兵器の保有を公式には認めていないイスラエルも、核兵器を近代化
していると考えられています。

 これまでのSIPRI年鑑では、北朝鮮の数値は、北朝鮮が生産した
核分裂性物質の量で製造できる弾頭の数を推定したものでしたが、今年
の推定では、北朝鮮が実際に組み立てて保有している弾頭数です。
 同国の核分裂性物質の在庫は、2021年には45〜55発の核弾頭を製造
するのに十分なほどに増加したと思われます。
 北朝鮮が大陸間弾道ミサイル用の実用核弾頭を製造したという公的に
入手可能な証拠はありませんが、中距離弾道ミサイル用の核弾頭を少数
保有している可能性はあります。北朝鮮の数字は、今回初めて世界の
合計に加算されました。
 北朝鮮は引き続き軍事核計画を国家安全保障戦略の中心的な要素
として重視しています。
 北朝鮮は2021年中には核実験や長距離弾道ミサイル実験を行って
いませんが、SIPRIは、これまでに20発の核弾頭を保有し、
45〜55発の核弾頭に相当する核分裂性物質を保有していると
推定しています。

核兵器外交からのさまざまなメッセージ

.. 2022年06月30日 05:05   No.2506009
++ 山崎久隆 (社長)…1368回       
 昨年の核兵器外交にはいくつかの画期的な出来事があった。
 核兵器禁止条約(TPNW)が2021年1月に発効し、必要な50カ国の
批准を受けたことを皮切りに、新START条約の5年間の延長、
すなわち世界の2つの主要核保有国間に残された最後の二国間軍備管理
協定の米国の再加盟、イランの核合意への復帰に関する協議の開始や、
イラン核合意の包括的共同行動計画のための共同声明
(JCPOA)です。

【訳注:イラン核合意のための「包括的共同行動計画(JCPOA)」
とは、イラン核合意の再建に向けた取り組みで、4月6日から5月19日
まで第4回合同委員会がウィーンで行われていた。イランと米国は英国
とフランス、ドイツが仲介役を務め、核合意再建に向けた間接協議を
行っている。】

 2021年には、国連安全保障理事会の常任理事国で核保有国(P5)
である米、露、英、仏、中が2022年1月3日に共同声明を発表し、「核
戦争に勝利することはできず、決して戦ってはならない」と確認した
こと、不拡散・軍縮及び軍備管理に関する合意及び約束並びに1968年の
核兵器不拡散条約に基づく義務を遵守し、核兵器のない世界という目標
を追求するとの共同声明を再確認しました。

 それにもかかわらず、すべてのP5加盟国は核戦力を拡大または近代
化し続けており、軍事戦略における核兵器の重要性を高めているように
見えます。
 ロシアは、ウクライナでの戦争の文脈で核兵器使用の可能性について
公然と脅迫さえしています。

 米露間の戦略的安定に関する二国間協議は戦争のために行き詰まって
おり、他の核保有国はいずれも軍備管理交渉を進めていません。
 さらに、P5メンバーはTPNWに反対を表明しており、JCPOA
交渉は未だに決着していません。

 SIPRIのダン・スミス所長は、「過去1年間で、核兵器軍備管理
と核軍縮の両方でかなりの進展が見られたが、核兵器が使用される危険
性は、冷戦の最盛期以来、かつてないほど高まっている」と述べて
います。
 世界の安全保障と安定に対する複合的な展望を記述する年鑑です
 SIPRI年鑑の第53版は、2021年の否定的な展開といくつかの希望
に満ちた展開の両方を明らかにしています。

.. 2022年06月30日 05:14   No.2506010
++ 山崎久隆 (社長)…1369回       
 SIPRI理事会のステファン・ロベーン議長は、「人類と地球が、
国際協力によってのみ対処可能な多くの深刻かつ差し迫った共通の課題
に直面している中で、世界の大国間の関係はさらに悪化している」と
述べました。
 SIPRI年鑑の最新版では、核軍備管理と核不拡散問題が詳細に
取り上げられているほか、2021年の通常兵器管理の進展についても考察
されています。
 武力紛争と紛争管理の地域的概観、軍事支出、国際的な武器移転、
武器生産に関する詳細なデータと議論、化学・生物兵器や安全保障上の
脅威に対処するための取り組みの包括的な情報が網羅されています。

.. 2022年06月30日 05:19   No.2506011


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