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規制委「固有の問題」 根拠あいまい中間報告 物議 他原発を擁護か 背後に再稼働 東電の追及欠く 処理水を意識? 地元からも異論 監督責任を無視 危うい手法 与党信任で拍車
国会が閉会した。いよいよ参院選だ。改めて問うべきなのが原発問題。 特に原子力規制委員会の姿勢だ。いま物議を醸すのが、東京電力柏崎 刈羽原発(新潟県)に関する報告書。 運転禁止につながったテロ対策の不備について「他でも起こりうる」 と教訓にすべきなのに、規制委は「柏崎刈羽に固有の問題」と切り分け たのだ。 あえて「固有の問題」と強弁する思惑とは何なのか。 「固有の問題と判断した根拠を示してほしいと質問したのに、答えて いない」 報告書について詳しい説明を求める新潟県民らのグループが14日、 規制委側とオンライン会合を開いた。不満を表したのが共同代表の 桑原三恵さん。(後略) (6月16日朝刊20-21面「こちら特報部」より抜粋」)
.. 2022年06月17日 05:35 No.2500001
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