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今や世界滅亡への道 核戦争の瀬戸際にある ロシアの侵攻で明らかになった原発の危険性 すべての核を廃絶することが生きのびる道 (上)(2回の連載)
大見出しの紹介
1.原発・核施設への攻撃は過酷な核事故を起こす 2.日本の原発にミサイル攻撃があれば大規模な核事故となる 3.警察力でミサイルを防げるのか 4.ロシアの侵攻を口実に原発再稼働推進の動き 5.「核共有」議論台頭−非核三原則破壊 日本核武装への道 以上を(上)に掲載
以下を(下)に掲載 6.今や核戦争の危機が現実に迫っている 7.「核抑止論」−核で戦争は防げない 核を持っても安全にはならない 8.核抑止論は核拡散につながる 9.「核抑止論」は平和をもたらさない 10.核戦争計画者の検証 11.核兵器が存在すること自体が危険 12.すべての核の廃絶が人類を救う道
1.原発・核施設への攻撃は過酷な核事故を起こす
ロシアのウクライナ侵攻戦争はウクライナの人々の多くの生命を 奪い、400万人以上の国外難民と600万人以上の国内難民を生み続け、 ウクライナ人が生命の危機にさらされています。 このロシア軍の侵攻で恐ろしいのは、ロシア軍が原発や核施設を 攻撃していることです。
ロシア軍は2月24日侵攻直後に、チェルノブイリ原発を攻撃、制圧し 3月4日には一部運転中だった欧州で2番目に大きい南部ザポロジエ 原発も制圧、また原発だけでなくハリコフで核物質を扱う「物理技術 研究所」なども攻撃し、原子力施設損傷への懸念が高まっています。
ロシア軍の軍事行動によりチェルノブイリ原発へ外部電源が繋がら なくなりました。後に隣国ベラルーシから電力供給を受けて電力供給が 回復したとされますが、チェルノブイリのように停止中の原発でも電力 供給が止まると使用済み核燃料の冷却が出来なくなり、原発過酷事故 となり、放射能は環境中にまき散らされます。
.. 2022年04月14日 05:00 No.2452001
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