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「国民の力」の尹 錫悦氏が当選 どうなる、日韓関係? (たんぽぽ舎ボランティア)
〇 私たち日本国民の多くは、何年かに1度の選挙に1票を入れ、 それが民主主義だと思っている。 しかし、韓国市民は、間接民主主義では足りない、直接民主主義との 両輪があって初めて真の民主主義が実現するとして、1700万本の ろうそくに灯をともし、現職の大統領を退陣させただけでなく、新たな 政治秩序を構築するために文在寅氏を大統領に選んだ。 これを「革命」と呼ぶ人もいる。この場合の「革命」とは「新しい 始まり」を意味する。
〇 文在寅路線を基本的に踏襲する李 在明氏か、文政権を批判する 尹 錫悦氏か? 南北融和から始まる東アジアの平和を願う私たちは注視した。 韓国市民はどちらを選ぶのか? 〇 3月9日、野党の尹 錫悦氏が大統領に当選 ・対日関係:「未来志向の韓日関係を築いていきたい」
この「未来志向」とは何を意味するのだろう? 文大統領も「未来」に言及した。 しかしその前に「過去を直視し、謝罪してほしい」と何度も繰り 返した。 これに対し、日本政府は徴用工問題、慰安婦問題に関し、「既に 解決済み」を繰り返してきた。 しかし周知のように、前者は経済協力の名の下に、後者は2015年 合意で「金」で政治決着したもの。 被害者の苦悩、悲嘆、怒り、痛み…は全く考慮されていない。 強制連行できたのも、女性を性奴隷にできたのも、植民地支配下 だったからこそ可能だったのだ。 そもそも日本は植民地支配責任をとっていない。 「もう、いいんじゃない?」というのは世界に通用しない。
・対北関係:「先制攻撃能力を得てその意思を相手国に示すことで 戦争を抑止できる」 文大統領は南北関係の改善、融和路線を進めた。「対話を通じて、 朝鮮半島の非核化と恒久平和を必ず成し遂げられる」と主張。 次期政権にも融和的なアプローチを求めているのだが…。
〇 キャンドル市民革命は崩壊して反共保守の時代に戻るのか?
☆「韓国大統領選後の日韓関係」講演会が3月31日(木)、 「スペースたんぽぽ」で開かれます。 直近になったら再度お知らせします。
.. 2022年03月16日 08:24 No.2426001
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