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プーチン大統領は開戦時、2週間くらいで戦闘を終える予定だったようです。だが、ウクライナの国民が、あまりにも愛国心が強く抵抗が激しかった為、制圧が簡単ではなかった。プーチン大統領の目的は、ゼレンスキー大統領を退任させ、傀儡政権を樹立し秘密警察の目を光らせ、自由も民主も富も全て奪いとることでしょう。
そのことをウクライナ国民は身をもって知っているから毅然と戦っているのです。ウクライナとロシアの戦闘は、市街戦となっています。犠牲者が、多数出ています。1日あたり、国民の犠牲者が約500人、うち子どもが40人くらい含まれていると言います。
NATOは、2022年8月からウクライナにミサイルの配置をする計画でした。この計画を知ったプーチン大統領は、核ミサイルが配備される前に、ウクライナへの侵略を決意したというものです。仮に、ウクライナにアメリカのミサイルが配備されたら、モスクワまで約400km、3分で着弾し、ミサイル防衛網は効かないのです。
一方、モスクワからアメリカ本土までは、その20倍の8000Kmです。ロシアからの報復の核ミサイルが、アメリカに届く60分の前に、ロシアが約3分で壊滅してしまうのです。キューバ危機の逆バージョンのようなものです。核を持ち合うことによる大国間の抑止力は効かなくなり、ロシアの核兵器が、無効になるのです。
ウクライナに、核ミサイルが配備された瞬間にロシアは、アメリカの軍事的な配下になります。対抗手段がなくなるからです。アメリカの核ミサイルのウクライナへの配備計画があったのかどうかは、不明です。あったとしても、トップシークレットであり、大統領がいわない限り、明らかになることはないでしょう。
ロシアはアメリカを非難し続け、アメリカは否定を続けるのです。現代の核戦争は核兵器を実際に使用することでなく、敵国の首都に近いところへの、ミサイル防衛網の効かない近隣地への核ミサイルを配置することでしょう。
世界の核兵器数、2021年1月、広島県とストックホルム国際平和研究所の調査によると、アメリカが配備した核弾頭は1800発、ロシアが1625発、イギリスが120発、フランスが280発、中国、インド、パキスタン、イスラエル 、北朝鮮は不明です。
.. 2022年03月15日 08:07 No.2425001
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