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・無能の無責任政治だ | 新型コロナ感染第6波で1カ月半、記者会見開かず | 「丁寧な説明」公約に違反、党内極右の声だけ聴く | 記者クラブの「変質」ではなく社員記者の劣化が問題 | 「メディア改革」連載第90回 └──── (アカデミックジャーナリスト)
◎ 2月11日(金)は「建国記念の日」だった。日本は神話に基づいて 捏造した戦前の「紀元節」を1966年に復活させ、「建国」の日にした。 敗戦時にポツダム宣言受諾で、撃滅すると公約した皇国史観・大東亜 共栄圏イデオロギーが復活している。 岸田文雄首相は2月10日、<「建国記念の日」を迎えるに当たっての メッセージ>で、感染第6波に対する無為無策の対応を棚に上げ、 「コロナとの闘いにおいても、私たちは、国民皆で助け合い、一歩一歩 前進してきた」と強調した。 IWJ(岩上安身代表)の日刊ガイド(12日)は<「建国」どころ か、国が滅ぶ! 「亡国」の無能政権!!>と批判した。
◎ 岸田氏は官邸玄関などで内閣記者会(正式名・永田クラブ、官邸 記者クラブ)のぶら下がり取材で短いコメントを発するだけで、1月 4日に伊勢神宮を参拝した後、恒例の「年頭会見」を行って以降、 会見を開いていない。 官邸での会見は就任後4回だけで、臨時国会閉会に合わせた昨年12月 21日が最後。 コロナ対応の節目で会見を行ったことは1度もない。前政権の「発信 不足」を批判して総裁選で勝ち、就任時には「丁寧な説明」を誓った 首相の公約違反だ。 岸田氏が耳を傾けているのは安倍晋三元首相ら極右勢力の声だけだ。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/159537
.. 2022年02月18日 05:26 No.2405001
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