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東京都の感染者が少し減り始めました。ワクチン接種が進まないから減ったのでしょう。カナダは都市閉鎖やワクチン強制などを厳しく推進してきました。そのカナダで1月末から、長距離トラック運転者達がトラックに乗車して首都オタワに結集して、隊列を組んでカナダ全土を歴訪するなどして、ワクチン強要などに反対する運動を展開しています。
トルドー首相は、コロナ独裁主義者と化したリベラル派の典型で、ワクチン拒否者を妄想的に差別弾圧してきました。トルドーは最初、トラック隊を「とるに足らない少数派」とけなしていましたが、トラック隊を支持するカナダ国民が意外と多いのを見て、自らの政治生命の危機を感じたらしく、家族とともに姿を隠し公的な場所に出てこなくなりました。
事態がカナダ全土を巻き込む騒乱になったのに隠れたまま出てこない職務放棄のトルドー首相に批判が集まる中、トルドーはコロナ検査で陽性になったという発表して、正当化しました。国民にワクチンを強要し、自らもワクチン接種を3回しているトルドー自身の陽性は、いかにワクチンが効かないものかを首相自らが示してしまいました。
中心街にトラック隊が居座る首都オタワでは非常事態宣言が発令されました。反対派を潰したいトルドー政権やオタワ市長は、トラック隊とその支持者に国家反逆罪や反乱罪を適用して大量逮捕したいと考え、有事法制を発動できる非常事態を宣言しました。
だが、トラック隊が主張するコロナの強制反対は、カナダ国民に多くに支持されています。トルドーら政権側が有事体制を発動して反対運動を弾圧してコロナ独裁を正当化することは、リベラル派がもともと嫌っていたはずの独裁政治そのものであり、国民の反感をかう一方です。長距離トラックは、米国カナダの流通網を支えてきた重要な交通インフラです。
カナダでは最近、トラック運転者に対するコロナワクチン接種が義務化され、接種したくない運転者が業務に携われなくなり、運転者不足でトラック流通網の機能が低下して小売店の商品不足や価格高騰がひどくなっています。カナダでの今回のトラック運転者らのコロナ反対運動は、インフレや品不足をさらに悪化させているのです。
.. 2022年02月11日 08:11 No.2403001
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