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柏崎・刈羽原発の6号機の大物搬入建屋の基礎杭が真っ二つ | 東海第二原発は耐震性がまったくダメ…山崎久隆さん(続き) | 自主避難者となって・・・荒木正子さん(首都圏連絡会) | 12/1(水)第41回日本原電本店抗議行動 (その2)(4回の連載)
△ 脱原発スピーチ …1 山崎久隆さん(たんぽぽ舎・共同代表) ※その1の続き 柏崎・刈羽原発、東電ですね。検査対象となっている会社であり、原発 を動かす資格などない会社ですが、そこが新規制基準適合性審査 をした 柏崎・刈羽原発の6号機の大物搬入建屋の基礎杭が真っ二つに破断してい ることが明らかになりました。それ今年になって。 中越 沖地震によって起きたと考えられた、中越沖地震が起きたつまり 2007 年、今から 14 年前にすでに破壊されていたのに、今に至るも気が 付かなかった、そんなことがあるんでしょうか。おそらく何らかの不都 合は感じていたかも知れないけども、この建屋の、もともと耐震強化対策 をしなければいけなかったので、それまで 待っておこうと思って放置し ておいたんだろうと考えられます 。その間に大きな地震がこなかったのは 幸いですが、もしも中越沖地震のような地震が起きていたらこの大物搬入 建屋は崩壊していた可能性があります。そのくらいに完全に破壊された基 礎杭が地下にあることが見つかったんですが、中越沖地震というのは柏崎・ 刈羽原発が想定している基準地震動1200ガルあるいは1300ガルにはるかに およびもつかない中規模地震であり、マグニチュードは 6.8 です。そう いう地震によって基礎杭が真っ二つになってしまったことが今になって わかる、そのくらいに実は耐震設計というのはいい加減なものだったとい うことが明らかになりました。 では東海第二原発はといえば、東海地方太平洋沖地震の時にはここもま た、震度6弱の地震に襲われています。基礎杭などは問題が無かったのか、 特段調査をした形跡はありません。
.. 2021年12月12日 07:59 No.2361001
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