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、仏から到着 2017年以来 「老朽原発うごかすな!実行委員会」約30人が 「プルサーマル運転反対」と訴えた
関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)で使用するため、フランス で製造したウラン・プルトニウム混合酸化物燃料(MOX燃料)が 17日、同原発の岸壁に到着した。 仏で使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを分離しウランと 混ぜたもので、通常の原発で再利用する「プルサーマル発電」に 使われる。同原発へのMOX燃料の搬入は2017年以来。 資源エネルギー庁によると、MOX燃料の輸送はこれまでに東京、 関西、中部、四国、九州の計5電力会社に行われ、今回で7回目(1回 で複数の原発に輸送する場合あり)。 東京電力福島第一原発事故後では3回目となるが、いずれも高浜原発 向けで、他の原発には搬入されていない。関電によると、今回は燃料 16体が搬入された。 この日は岸壁の対岸で、関西の市民団体「老朽原発うごかすな! 実行委員会」の木原壮林・元日本原子力研究所研究員(78)ら約30人が 横断幕などを掲げ「プルサーマル運転反対」と訴えた。メンバーらは その後、同原発ゲート前付近でデモ行進などをして運転停止を 求めた。【大島秀利】 (11月17日より)
.. 2021年11月19日 06:10 No.2342001
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