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講和条約を結ぶにあたって、連合国関係諸国は、日本国が国際軍事裁判及び各国が行った軍事裁判の判決を受諾することを講和の条件の一つとした。日本国はこれをのんだ。その苦さをもっとも味わったのは受刑者で、多くの国民はどのような判決であったのかということさえ知らない。国会議員も知らない。国会図書館の資料をネットで調べてみたら、東京裁判の英文記録は、どういうわけか判決の部分が欠けているようだ。これでは議員が判決がどういうものであったか、何を受諾したのか知りようがない。判決は結論であろう。過程も大事だが、結論はより大事である。どういう判決を受諾しそれが現在とどのような関係があるかをあきらかにするために、国会図書館に東京裁判の英文判決記録を備えてもらいたい。判決にまちがいがあれば、日本国家として国民の前にあやまりをただすべきである。
.. 2010年12月30日 13:03 No.233001
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