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■--衆議院総選挙の結果とにわかコメント
++ 田中一郎 (中学生)…35回          


  徹底した反省、体制の抜本的立て直しが必要
 (ちょぼちょぼ市民のゼミナール)

 昨日(10/31)実施された衆議院総選挙の結果と、とりあえずのにわか
コメントです。
 今回も日本の政治を転換することはできず、「市民と野党の共闘」は
敗北となりました。
 徹底したレビューと反省、そして体制の抜本的立て直しが必要です。
 また、維新が躍進をしたことで「壊憲」勢力が一段と勢いを増して
おり、日本国憲法が危機に陥っています。

 選挙敗北の最大原因は「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党現
執行部にあります。
 今回のようなことを繰り返していても選挙には絶対に勝てず、敗北を
繰り返せば、繰り返すほど、有権者・国民の野党への信頼は低下し、
やがて政治勢力として消滅します。
 (戦国時代と同様に、負け続ける大将には
  誰もついていかない=当たり前)

・衆議院選挙2021−Yahoo!ニュース(全議席確定)
 https://news.yahoo.co.jp/senkyo

・投票率55.93%、戦後3番目の低さ(共同通信)−Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9ad80cc4e11b26e727e0ee6fde342925fb2ea36a

・改憲に前向きな勢力3分の2超に−Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6408566

・立民と共産の協力に温度差、出口調査分析…
 無党派層は維新支持増える(読売オンライン)
 https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20211101-OYT1I50055/
  以下、省略
.. 2021年11月02日 05:26   No.2327001

++ タク (社長)…2189回       
コロナワクチンの恐ろしさ
打ってしまったら後戻りできない。遺伝子組み換えRNA/DNA技術は、人の身体に永続的な未知の遺伝子的変化を引き起こすだろう。あなたを「遺伝子組み換え生物」に変える設計がされている。ひとたびDNAが変化してしまったら、その人は生涯、その変化とともに生きていくことになる。

残りの人生において、彼らがどうなってしまうのか、誰にもわからない。後戻りはできないのだ。「ワクチンを打ったけど効かなかった」「もう二度とやらない」ではすまない。打つか? 死ぬか?という問題だ。私たちの身体が、外から注入された遺伝子によって変わっていく。その可能性が大きな不安だ。

さらに、この遺伝子ワクチンの「有効性」「安全性」が開発企業には証明義務すらない。さらに彼らは「無作為比較試験」(二重盲検法)も免除されている。彼らは「ワクチンが抗体を産生する」ことすら証明できていない。

さらに「抗体があっても、免疫がある」とは言えない。だから「特定集団の中での効果」を証明できない。その理由は「時間がない」。まったく無効かもしれないワクチン。それを人類全員に強制的に打つ理由は何なのだろうか?(内科医キャリー・マディ医師)

製薬会社は全世界、もちろん日本でも莫大な利益を上げていることはよく知られています。そして彼らはそのおこぼれを寄付金という大義名分で各大学や研究機関、そしてお医者様、個人にも気前よく寄付しています。その総額は日本製薬工業協会(製薬協)という業界団体に加盟する国内71社で、2017年度はなんと288億円です。

もちろんこんな大盤振る舞いを善意や清廉な志でするはずがありません。それなりの意図があるのです。コロナワクチン問題も同じ構図です。毎日のようにテレビに顔をさらして「ワクチンは有用・有益」「全国民が1日でも早く接種を」と繰り返す専門家、学者達にも一般常識では考えられない謝礼が渡されているのです。

「医療ガバナンス研究所」のHPか「Tansaマネーデータベース『製薬会社と医師』」を検索してみてほしいです。医師名を入力するだけでテレビによく見る先生がどの製薬会社から、どんな名目で潤しているのかが分かります。

.. 2021年11月02日 05:46   No.2327002
++ タク (社長)…2190回       
一覧表の中には、あの分科会メンバー、「舘田一博先生」を調べてみてください。ご覧いただきたい(ちなみに同氏は2021年6月18日、小泉進次郎環境大臣より「コロナウイルス感染症の感染拡大防止に多大な貢献」として感謝状を贈られています)。

mRNA コロナワクチンの開発者がメディアに語ります。「私たちは間違いを犯した。あれは単なる毒素だ」。研究者たちがそれを知ったのは日本から出したファイザー社の動物事務「極秘文書」によってわかりました。日本の論文は「スパイクたんぱくが血液に入り込んで、あらゆる臓器に蓄積することを示していました」。

カナダのワクチン専門家が、最近のファイザー社研究文書の発覚により「ワクチン由来のスパイクたんぱくそのものが毒素だと認めざるを得ない」と公表。つまり「コロナワクチンは直接、その毒素(スパイクたんぱく)生成するものを人々に注射しようとしている。

新型コロナウイルスなるものの感染の正体は、スパイクたんぱく質感染症だった。その本質は、気道感染症ではなく、神経系疾患だ。悪さをしているのはほぼスパイクたんぱくで、血流から全身に循環する。だから最初に病変が出るのが血液、次に血管である。

「肺組織には、インフル患者に比べて9倍の微小血栓を確認した。感染肺も重度の内皮損傷を起こしていた」(W・リー博士ら)(ニュースサイト『In Deep』)「コロナワクチンの恐ろしさ・成甲書房」参考

.. 2021年11月02日 06:04   No.2327003
++ 山本太郎 (幼稚園生)…3回       
れいわ新選組、衆院選挙で3議席を獲得
 └──── (れいわ新選組代表)

 永田町や物知り顔の評論家から、1議席も難しいと言われていたことを
考えると、躍進です。
 この結果はいうまでもなく、これまで何があっても見放さず、
コツコツとれいわを支援くださった皆さんのお力です。
 100%市民の力で作られた政党が、ステージを上げました。
 しっかりと地獄を是正する活動を国会内外で繰り広げます。

 議席を獲得できた一方で、当選が叶わなかった、それ以前に共闘の
ために身を引いた人たちもいます。
 それを支え続けてくださったボランティアの皆さんには、悲しい
思い、悔しい思いをさせてしまったこと、お詫びいたします。

 彼ら彼女らが持つ、この国を何とかしたいという思いは本物。

 この社会を変えていく本気の仲間たちが、
 先々、どこかの場面でチャレンジする機会が訪れることと思います。

 来年の参院戦でも議席を増やし、再来年の統一地方選では地域の
議員を増やす。
 与野党にプレッシャーをかけ緊張感あふれる政治を作り出す存在
として、地獄を変えて参ります。

 ※たんぽぽ舎に届いたメールから紹介しました。

.. 2021年11月03日 07:17   No.2327004
++ 内田雅敏 (小学校中学年)…14回       
死者たちに感謝するな  (下) (了)
 | 死者たちから託された平和のタスキを
 | 次の世代に手渡すべく走り続けることが必要
 └────(弁護士)

     (上)は、10/27発信【TMM:No4328】に掲載

◎ サッカー日本代表チームを率いたこともある、サラエボ出身の
イビチャ・オシム監督の当意即妙の発言は、サッカー理論だけでなく
人生論としても人気があり「オシムの言葉」という本も出版されていた
ほどですが、監督は、民族浄化を掲げ、激しく争われたたボスニア・
ヘルツゴビナ内戦(1992〜95年)を背景とした新聞記者からの質問に
対して以下のように答えています。
 監督は目も覆いたくなるような悲惨な隣人殺しの戦争を、艱難辛苦(
かんなんしんく)を乗り越えた。
 試合中に何が起っても動じない精神、あるいは外国での指導に必要な
他文化に対する許容力の高さをそこで改めて得られたのではないか。

◆確かにそういうところから影響を受けたかもしれないが…。
 ただ、言葉にする時は、影響は受けていないと言ったほうが
いいだろう。
 そういうものから学べたとするのなら、それが必要なものになって
しまう。そういう戦争が…。
 (木村元彦「オシムの言葉」、2007年11月26日朝日新聞天声人語)

◎ 含蓄のある言葉です。
 非業、無念、の死を強いられた死者たちに対しては、ひたすら追悼
あるのみで、決して、彼らに感謝したり、彼らを称えたりしては
なりません。
 称えた瞬間に死者の政治利用が始まり、死者を生み出した者の責任が
あいまいにされます。

3.喫緊の政治課題は何か

◎ 新型コロナウイルス禍、政府の不手際もあり一向に収まる気配が
見えません。
地球温暖化風水害、河川の氾濫、土砂崩れなどの災害によって多くの
人命が失われ、住居などが破壊されています。
 コロナ禍も地球温暖化も一国だけでは解決できません。多くの国の
協力があってこそ可能となるものです。
 しかるに世界の大勢はこれに逆行するかのような動きを示しています。
 中国の覇権主義、香港市民に対する弾圧等々は悩ましいものです。

.. 2021年11月03日 07:28   No.2327005
++ 内田雅敏 (小学校中学年)…15回       
 安倍政権を継承した菅首相も同様です。
 辺野古米軍新基地建設反の沖縄県民の民意を無視した基地建設の
強行、今や時代の「トレンド」ともなった中国の脅威を口実とした米国
からの武器の爆買いと敵基地攻撃力の保持論議、敵対的相互依存関係に
よる軍拡、学術会議議員の任命拒否、監視社会を再来させる重要土地
利用規制法の強行。

◎ 喫緊の課題は何か、政治の優先順序は何かが全く分かっていないと
しか思えません。
 安全保障を巡る環境の変化が強調されます。
 今必要なことは安全保障を即、軍事同盟、軍拡、とする発想からの
転換です。
 安全保障とは文字通り、民の安全を保障するということです。

 中村哲医師はそれを実践しました。
 8月15日、タリバンの攻撃によってアフガニスタン首都カブールが
陥落し、米軍に支えられていたガニ政権が崩壊しました。
 世界を変えてしまったといわれる2001年9月11日の米国同時多発テロ
を契機とした米軍のアフガニスタン、イラクへの侵攻による
殺戮と破壊。
 世界を変えたのは同時多発テロでなく、それを理由とする米軍の
侵攻であったことに気づかねばなりません。
 今のアフガニスタンの現況には既視感があります。
 1970年代のベトナム戦争末期のサイゴン(現ホーチミン市)です。
 米国は同じ過ちを繰り返しているのです。

◎ 留意すべきは、この同じ過ちの繰り返しの背後で、間違いなく
利益を稼ぎ出している軍需産業が存在するということです。
 過った戦争であろうが彼らにとっては戦争がありさえすれば
いいのです。
 アフガニスタンでは軍用装備品の補修は米民間軍事会社が担当して
いました(8月17日朝日新聞)。
 軍産複合体による政府支配の脅威を訴えたアイゼンハワー米大統領の
退任演説がなされたのは1961年1月でした。

.. 2021年11月03日 07:38   No.2327006
++ 内田雅敏 (小学校中学年)…16回       
4.平和のたすき

◎ 76年前の敗戦を経て私たちは「政府の行為によって再び戦争の惨禍
が起こることのないようにすることを決意し」「平和を愛する諸国民の
公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持する」(憲法前文)
ことを宣言し、戦後の再出発をしました。これを「他力本願」として
せせら笑う向きもあります。
 しかし、この背後には非業無念の死を強いられた死者たちの無言の
思いがあります。
 反戦平和の闘いは、例えてみればゴールのない駅伝のような
ものです。
 各々がその託された期間を走り続け、次の世代に平和のタスキを
手渡す、ゴールにたどり着ける人はまれ、いやゴールそのもののない
永久の連続運動だと思います。
 私たちは常に76年以上前、非業・無念の死を強いられた死者たちの
声に、そして戦後の反戦平和運動を担い亡くなっていった諸先輩たちの
声に耳を傾け、死者たちから託された平和のタスキを次の世代に手渡
すべく走り続けることが必要です。
        (東愛知新聞2021年8月23日1から2面より抜粋)

.. 2021年11月03日 07:44   No.2327007
++ タク (社長)…2191回       
同調圧力が一番の問題
「同調圧力」がもっとも問題だと思っています。メリットとデメリットに関する確実な情報をできるだけたくさん収集する。その上で、接種することが本当に必要かどうか、一人ひとりが考える。その結果、出した結論については、お互い尊重する。

打たないと決めた人に対しては、たとえば医療従事者同士であっても、接種を強要するようなことはあってはならないと思うのです。基本的には年齢にかかわらず打つべきではないという考えです。だが、どうしても打ちたいという人がいるかもしれません。

デメリットも理解した上で、それでもどうしても打ちたいという人は、止めようがないと思います。ワクチン接種はあくまで任意ですから、止めてはいけないです。問題は、打ちたくないのに強く勧められることです。

会社や病院で接種するよう圧力をかけられています。それは大問題です。企業だと、圧力どころか、閑職に回されたり、解雇されたりする人もいると言います。「娘の会社で集団接種が始まるが拒否できない」、「打たなければ、うちの会社では働けなくなるよと言われた」。そんな話を聞くことがすごく多いです。犯罪に近いのではないでしょうか。

安全でないかもしれないものを強制的に注射するのは、いわば傷害です。そもそも医療行為そのものが、人体に毒になりえるものを与えたり、メスで傷つけたりする行為であって、医師免許を持っていて、かつ必要な処置であることの合理的な理由がない限り、傷害罪に問われる可能性があります。

今回のワクチン接種も、法的かつ論理的に正当化できるものであるのかどうか、法律家や論理学者たちも交えて議論してほしいです。ぜひ弁護士に立ち上がってほしいと思っています。会社で被害や差別を受けている人を法的に救わなければなりません。そして、まともだった時代に早く戻ってほしいです。

.. 2021年11月03日 07:57   No.2327008
++ タク (社長)…2192回       
感謝こそ奇跡の波動
大切なことがあります。それは、感謝の波動です。「波動医学」からいえば、私たち人体も波動エネルギー体です。苦悩と病気は、その「生命」エネルギーを乱します。しかし、感謝の波動は、それらをみるみる整えます。

つまり、苦悩も病気も、感謝の波動で消えていくのです。それは、人生における最大・最強の奇跡の波動です。コロナ渦の暮らしを、人生を見直すチャンスととらえましょう。事態は予断を許しません。これからの未来、何が起こるか誰にも予測はできません。

だからこそ、自分自身の中にある「生きる力」を信じてほしい。絶望と恐怖を乗り越えて、一歩を踏み出し、生き抜いてほしいのです。史上最大の薬物事件の真実は必ず明らかになる、バンドラの箱は、必ず開くと願います。

厚労省HPより、第66回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度15回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会。新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要。

1.s報告状況
前回の合同部会以降、コミナティ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに84件あり、令和3年2月17日から令和3年7月25日までに報告された死亡事例は計828件となった。

2.s専門家の評価
令和3年2月17日から令和3年7月25日までに報告された828事例を対象に、ワクチンと死亡との因果関係について、専門家の評価を実施。評価結果は以下の通り。

因果関係評価結果件数
●ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの=0件
●ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの=3件
●情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの=825件
「大丈夫か新型コロナウイルス・花伝社」・「コロナワクチンの恐ろしさ・成甲書房」参考

.. 2021年11月04日 05:19   No.2327009
++ 山崎久隆 (社長)…1223回       
北朝鮮の「新型潜水艦発射弾道ミサイル」
 | 軍事的意味よりも政治的意味が強い   (中)(3回の連載)
 | 主に韓国に向けた政治的メッセージ
 | 「38ノース」が北朝鮮の情報に基づいて分析
 └──── (たんぽぽ舎共同代表)

2.分析

◇ 10月19日に行われたSLBM発射実験で報告された射程距離と
遠地点は、過去に行われたSRBM「KN−23」の車載移動式発射
装置からの発射と一致している。
 SLBMのように発射支援装置を使って“ポップアップ”させてから
点火するのではなく、陸上型は“ホット”で発射される。
 しかし、「コールド」発射は、水没した発射プラットフォームに
とってはより安全であり、北は過去のSLBMすべてで成功した技術
である。
 北朝鮮の声明で言及されている「側面からの移動と滑空による移動」
は、KN−23に起因する「落ち込んだ軌道と操縦性」とも一致する。
 落ち込んだ軌道は、純粋な弾道飛行よりも高度が低く、ミサイル防衛
レーダーからの視認性を低下させ、大気圏内に留まることで、飛行時間
の長い部分での機動性を可能にする。

◇ 北朝鮮の主張するゴレ・新浦級潜水艦からのミサイル発射は、10月
20日に新宝南造船所で撮影された発射後の宣伝映像からも裏付けられて
いるようである。新型ミサイルの初発射を潜水艦で行うのは異例だが、
KN−23とコールドランチ技術は十分に検証されており、潜水艦から
の初発射も問題ないと判断したのだろう。

◇ ゴレ・新浦級潜水艦の発射管は1本しかないため、日本側がほぼ
同時に発表した「2発のミサイル発射」ではなく、10月19日に発射され
たのは1発であったと考えられる。
 日本政府はレーダーの水平線の上と下を何度も行き来する
「不規則な」1発のミサイル軌道を2発のミサイルと勘違いしたの
かもしれない。
 いずれにしても、アメリカ政府は赤外線衛星のデータを使って、
発射されたミサイルの数を確認することができる。

3.考察

◇ 北朝鮮のミサイル活動でよく見られるように、実験とその発表の
背後にある政治的動機は、少なくとも軍事作戦上の動機と同じくらい
重要である。
 このような短距離SLBMの場合には、政治的なシグナルはさらに
重要であると考えられる。

.. 2021年11月05日 05:48   No.2327010
++ 山崎久隆 (社長)…1224回       
◇ 10月20日に発表された北朝鮮の声明では、今回の発射は「国の防衛
技術を高水準にすることに大きく貢献する」「海軍の水中運用能力を
強化する」としている。
 翌日に発表された、フォローアップのための声明では、今回の実験
は「防衛科学発展のための中長期計画を遂行するための正常な活動の
一環であり、周辺国や地域の安全にいかなる脅威や損害も与えて
いない」、「特定の国家や勢力を狙ったものではなく、戦争そのものを
防ぎ、主権を守るためのものである」、「米国と南朝鮮は宿敵として
除外されている」と主張している。

◇ しかし、実際には、射程距離430−600kmのSLBMを発表した
背景には、主に韓国に向けた政治的メッセージがある。
 射程距離の短さもさることながら、韓国が9月7日に射程距離500km
のSRBMの潜水艦からの初飛行実験を大々的に発表した数週間後に、
北が潜水艦発射型SRBMの存在を明らかにし、試射したことは、
偶然ではないだろう。

◇ 北朝鮮のKN−23は、ロシアのイスカンデルにヒントを得て開発
されたと思われる韓国のSRBM・SLBM「ヒョンム(玄武)−
2B」にも似ている。
 北朝鮮がいつKN−23のSLBMバージョンの開発に着手したのか
は分からないが、必要な技術的作業を行い、ゴレ・新浦級潜水艦の発射
装置を改造するには、少なくとも数カ月から1〜2年はかかっただろう。
 しかし、北は少なくとも2015年か2016年頃から、南が建造中の
KSS−III・ジャンボゴ(張保皐)潜水艦にヒョンム−2B用の発射管
を取り付けるつもりであることを知っていた可能性がある。

◇ 北朝鮮は、新型SLBMの発表と発射には、さらなる政治的目的が
あると考えているようだ。
 最近の他のミサイル発射と同様に、北朝鮮政府はこのような活動を、
抑止力の強化、技術的優位性の誇示(韓国に対してだけではない)、
威信と正当性の確立、政権の先見性と成果の強調などと考えているの
だろう。  (下)につづく

.. 2021年11月05日 05:54   No.2327011


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