|
「既に世界的に収束に向かっている」。ではなぜ、その後も感染者・死者が出るのか という疑問が湧くかもしれません。ウイルスに暴露済みであること、免疫があることは、必ずしも発症や重症化を防げることを意味しません。いったん免疫が獲得されても免疫力が低下すれば、感染も発症も重症化するのです。それはワクチンを打っても同じなのです。
不摂生すれば風邪は何度でも引くことは、多くの人が身をもって知っているはずです。日本のPCR陽性者数・入院患者数は2021年1月8日にピークを過ぎ、その後減少の一途でした。このピークは先に挙げた2019年1月以前のシーズンのインフルエンザのピークとピッタリ重なります。
例年この時期は人の免疫力が低下しやすく、風邪が流行るのです。それは日本だけではありません。北半球の多くの国でピッタリ同じ1月8日に感染者数・死者数ともピークアウトしています。各国の感染状況・感染対策の違いにまったく関係ないのです。これは冬至を過ぎ、日照が増えてくるという地球規模の理由でしか説明がつきません。
また、世界中ほとんどの国で感染者・死者が減少しているのは、一般に感染症は時間経過とともに免疫獲得する人が増え、免疫力が弱い人は残念ながら死に至り、病原体は共生するために弱毒化に向かう傾向があるからです。
2021年のこれから、夏に向かい日照が増える北半球では基本的に発症・重症化は減り、冬に向かい日照が減る南半球では再び発症・重症化ともある程度増えるでしょう。それでも2020年より被害は少なくなるはずです。余計なこと、さえしなければ。してはいけない。余計なこと。
こうして世界中がピークアウトするなか、例外的に感染者数・死者数を激増させた国が一つあります。他でもない、ファイザー社の「コミナティ筋注」を2020年2月9日に開始して、ほとんどの国民に注入し終えたというイスラエルです。
1月20日にピークアウトこそ迎えたものの、まだ1日の感染者数はワクチン注入開始前2月8日の2倍以上、死者数は注入開始前の3倍以上出ています。まだ多くが接種していない他の国が感染者・死者を減らしているのにイスラエルが増やしているのだから、ファイザー社の「コミナティ筋注」注入が余計なこと、であった可能性が大です。
.. 2021年10月09日 08:00 No.2308001
|