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菅政権に近づく“終焉” | G7全首脳が五輪支持はフェイク報道 | 『紙の爆弾』8月号 └──── (『紙の爆弾』編集長)
◎ 東京都議選でも争点となった「東京オリ・パラ中止」。選挙期間中 も東京都民の「反対」は58%(東京新聞)。 それでも菅義偉首相は「いざ始まれば盛り上がるだろう」と考えて いるのでしょう。 6月11日〜13日に英国で開かれたG7サミットでは、「参加国の全 首脳が五輪開催を支持」という“フェイク”を無理やり演出し、そして 「9月解散、10月総選挙」での勝利を目論んでいるようです。 その“G7フェイク”や“菅戦略”の全貌について今月号で詳細に 解説しました。
◎ しかし、それでも隠せないのは「政治とカネ」、そして国家の 私物化の問題です。 公職選挙法違反で菅原一秀前経産相、昨年末には吉川貴盛元農水相、 そして河井案里・克行夫妻と、菅首相と関係が深い人物が短期間に 相次いで辞職、いずれも自身の疑惑についてほとんど説明しないまま で、菅原氏の辞職の際には菅氏も「首相として回答することはない」と 取材を拒んでいます。 さらに検察の証拠改ざんが明らかになった森友事件(前号参照)など 一連の疑惑をすべて五輪がうやむやにしてくれると首相や自民党が 考えているのだとすれば、私たちにとっては、やはり「スピン報道」に 惑わされないことこそが重要だといえます。 本誌はその一助となるべく、真に重要な情報の提供と問題提起を 行なっています。
◎ コロナ対策における失政、そして安倍晋三−菅義偉政権の本質が 明らかになるなかで、本誌への注目も高まっているようです。 今後とも、ご愛読をよろしくお願いいたします。
.. 2021年07月07日 05:48 No.2235001
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