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吉永小百合さん「寄り添う大変さ知った」 震災と原発事故から10年、再び皆さんが集い合うことができるよう 声を出してサポートしたい 映画「いのちの停車場」
小さな診療所を舞台に、命に寄り添う医師と、避けられない死を 迎える患者と家族が、それぞれの立場から病と向き合う姿を描いた 映画「いのちの停車場」が21日、東映系で全国公開される。 郡山テアトルで行われた試写会に出席した主演の吉永小百合さん、 柳葉敏郎さん、成島出(いずる)監督に、作品に込めた思いを聞いた。
—吉永さんにとって映画出演122本目となる今作が、初の医師役。 どのような思いで撮影に臨みましたか。 吉永:患者さんの病気を受け止め、寄り添うことがいかに大変なこと かを知りました。今はコロナのこともあるので、実際に現場で取材を することができません。だから、在宅医療の先生方に器具の扱い方を お伺いしたり、患者さんの思いを伺ったり、本を読んだりしました。 (中略)
—県民へメッセージをお願いします。 柳葉:この作品に携わり、自分の中に「小さいけれどしっかりと 覚悟を持って、その先にある大きな希望に向かっていきましょう」 という言葉が生まれました。また、この作品から、家族や仲間、人の 愛情について、あらためて感じていただけたらと思います。
吉永:震災と原発事故から10年たちましたが、まだまだ古里に帰れ ない方もいらっしゃる。再び皆さんが集い合うことができるよう、 私たちが声を出してサポートをすることはとても大事だと 思っています。 前を向いて歩く皆さんを、私たちも後押ししたいです。 (5月17日より抜粋)
.. 2021年05月19日 05:34 No.2197004
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