|
−闘いの概要と闘いで学んだこと− (その4)(5回の連載) 「5/17大集会」をやむなく「9・6大集会」に延期 極めて綿密かつ密度の濃い準備活動で成功させた (若狭の原発を考える会) ※(その3)は5/8【TMM:No4192】に掲載
行動をどう準備し、その過程で何を学んだか
◎ 老朽原発の再稼働阻止を前面に出した運動は、2018年10月結成され た「老朽原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」で提起され ました。その後、一昨年3月の高浜全国集会(350人参加)、5月の関電 包囲全国集会(750人参加)を経て、10月1日から11月22日を「老朽原発 うごかすな!キャンペーン期間」とし、福井及び兵庫ではリレーデモを 展開しました。「キャンペーン」に協賛する集会やデモも、わずか2カ 月弱の間に、13の市や町で計16回開催されました。
◎ 「キャンペーン期間」明けの11月23日からは、高浜原発から関電 本店までの200kmを徒歩でつなぎ、「老朽原発うごかすな!」を訴える リレーデモを決行しリレーデモの最終日・12月8日には「老朽原発 うごかすな!関電包囲全国集会」が、1100人の結集を得て 開催されました。 これらに関連して、各地での協力要請、打ち合わせも合計32回 行われました。とくに、それまでのいきさつを乗り越えて、極めて多様 な市民団体、労働団体、政党を訪問して行った協力要請は、その後の 運動の幅広さの基盤となっています。 この中で中嶌哲演さんにご出馬願って廻った団体は約半数ですが、 哲演さんファンの多さ、哲演さんの説得力に大いに感激、感謝しました。
◎ このような、2018年以来の準備期間の上に、「9・6大集会」実行 委員会(59人参加)は、2020年1月18日、1万人規模の老朽原発再稼働 阻止大集会を5月17日、大阪で開催することを決定しました。 しかし、コロナのために4月11日、やむなく大集会を9月6日に延期 することにし、8月8日、白熱の議論を経てこれを再確認しました。 議論では、「私たちの運動がコロナのために萎縮すれば、コロナが 続く長期にわたって、政府や大企業の意のままの政策がまかり通ること になる。」の視点が共有されました。
.. 2021年05月12日 05:22 No.2191001
|