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『いないことにされる私たち』 | 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」 | 青木未希著 | 「…原発事故は国と東電による『国策民営』の人災 | 国が謝罪してきちんと賠償することが必要なのに | 国は向き合っていない…」 | 書籍の紹介 └──── (たんぽぽ舎共同代表)
◎統計から消される原発避難者たち− 原発避難者・森松明希子氏 「私は、汚染した水を飲むしかなく、赤ん坊に母乳を与えてしまい ました」 ◎原発避難者・庄司範英氏 「息子が生きるも死ぬも、大臣さんたちに言わせれば自己責任なのか」 ◎精神科医 蟻塚亮二氏 「パワハラって、加害者が被害者に謝ると、被害者の精神状態が良く なるんですよ。東電も国も謝っていませんよね。それがまた、人々を 苦しめているんです。原発事故は国と東電による『国策民営』の人災。 国が謝罪してきちんと賠償することが必要なのに国は向き合っていない。
目次より一部紹介
第1章 消される避難者
いつの間にか消えた9割の避難者…18 郡山市の3・11 …26 水道水が基準値超。「授乳のため飲むしか…」…30 月曜のたびにいなくなっていく家族…33 (中略)
第2章 少年は死を選んだ
「6日間、何も食べられなくて」…76 待望の長男に名付けた「黎央」…79 突然の横揺れ、たわんで見えたオフィスのガラス…80 一帯ががれきの山、何艘も横たわっていた漁船…83 (中略) 繰り返される自死への衝動…165 「公平性」を理由に、医療費免除の打ち切り方針…174 森雅子・自民党副幹事長にインタビュー…178
『いないことにされる私たち』 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」 青木未希著 朝日新聞出版 定価:1,500円+税
・たんぽぽ舎でも取り扱っています。
.. 2021年05月13日 05:18 No.2190009
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