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中川秀直元自民党幹事長の「転向」 (たんぽぽ舎共同代表)
◎「原発再稼働は亡国の政策」という大きな活字が目に飛び込んで きた。 私たち原発反対派が言ったのではなくて、元自民党幹事長中川秀直氏 (77歳)の発言だ。 2021年4月2日(金)毎日新聞夕刊の記事である。「自民党元幹事長の 転向」という副題をつけて大きく特集している。
◎自民党幹事長といえば、今をときめく二階幹事長を思い出す。首相に つぐ「ナンバー2」と思われる位置だ。 その重責をになった人が「原発再稼働は亡国の政策」だと断言し、 過ちを償い、再生エネルギー100%にしよう…の目標でガンバッて みえる。今も活動してみえる。
◎じつは私この2〜3年、中川秀直元幹事長や小泉純一郎元首相や細川 護熙元首相の秘書の人などと同じ会議の席に座っている。原自連(原発 ゼロ・自然エネルギー推進連盟)という組織で吉原毅会長(前城南信用 金庫理事長)や河合弘之弁護士(事務局長)、木村結さん(事務局次長)、 鎌田慧さん(さようなら原発1000万人アクション呼びかけ人)など18人 くらいの会議だ。 大半は保守の反原発の人だ。私が一生涯同席することはないと思って いた人々と一緒に座っている。会議をしている。
◎原発を一刻も早くなくすために、大地震や大事故(大惨事)が発生する 前に、原発廃止を実現したい。この一点で心ある全ての人々と共同 したい。 保守の人々が自民党の元重鎮が反原発で闘うことはとても貴重だ。 私たちも心してつきあっていきたい。
.. 2021年04月24日 05:24 No.2181001
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