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パソコンやスマホを使用していると処理速度が急に遅くなったと感じることはないでしょうか。さまざまな原因で性能が低下しているようです。たとえば、ハードディスク内の「プラッタ」と呼ばれる記憶媒体は秒速4千回から1万回以上の速度で回転しているため、使用頻度に応じて軸受部分など部分的に消耗します。
それに、データファイルを作成すると、データがディスク内に散乱して配置される「フラグメンテーション」が発生します。データが散乱されて書き込まれているため、データを読み書きするシークタイムが増えてパソコンの動作が遅くなると言います。
ハードディスクの物理的なメンテナンスは専門以外の人ではできませんが、搭載されているツールを起動させて、ハードディスクのメンテナンスを行うことができます。初歩的なものは「スキャンディスク」というシステムツールを用いハードディスクのエラーの検出とファイルの修復を行います。
保存されているファイルにトラブルが起こっていないかを調べ、可能な範囲で修復します。その他に「デフラグ」というシステムツールを用い、データの断片化を最適化し、ハードディスク内のデータを整理します。
デフラグによって細切れのデータが連続した領域に保存しなおされるので、アクセス効率が改善されます。データ量によって所要時間が違います。上記のシステムツールを開始する際には、スクリーンセイバーおよびウィルスチェッカーなどの常駐のアプリケーションをオフにしてから始めてから開始するように。
.. 2021年03月22日 05:22 No.2151001
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