返信


■--2/6緊急シンポジウム
++ 冨塚元夫 (社長)…307回          

「子ども脱被ばく裁判
 |  3.1判決せまる!」
 |  「放射能被曝の現状と山下俊一の尋問の再現」の報告
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 *裁判では鈴木眞一医師の尋問もありましたが、この日声で鈴木
 眞一を演じたのは私です。
 会場は「アカデミー茗台」(脱被ばく実現ネットのボランティア
 松岡さんが予約してくれた)
 120人収容の1Fホール会場で、コロナの為60人という条件でした
が、下記のような参加者がありました。
 一般参加者22人のほか、ボランティア・原告・弁護団13人、マスコミ
8人でした(朝日新聞、東京新聞、共同通信など)。
 また、「Our Planet TV」のライブ配信の同時アクセスは50人
でした。
 その後も視聴数は増えていて2月7日午前中で300人弱。
以下URLで視聴できます。
<https://youtu.be/STKgEhbyCZo >

◎ このシンポジウムは、3月1日の判決にむけて、裁判官に「国に
原発事故の責任はない」などといういい加減な判決を出させないため
に、世間の関心をたかめたいという脱被ばく実現ネットの気持ちに、
柳原、光前、井戸3弁護士が全面的に協力してくれて実現したものです。

◎ またこの裁判に常にかかわり、弁護団に助言するなど貢献して
きた「小児甲状腺がん問題の専門家」アワープラネットTVの白石さん
の協力も欠かせないものでした。
 シンポジウムは午後2時開始で3時間に及ぶものでしたが、山下・
鈴木尋問の再現とともに「放射線被ばくの現状と原子力規制委員会の
役割」について、井戸謙一弁護士と元原子力規制庁職員で「告発・
原子力規制委員会」の著者、松田文雄さんの講演・討論がありました。

◎ 井戸弁護士が裁判の問題点と小児甲状腺がん多発の現状を分かり
やすく解説、松田文夫さんは、ICRP放射能規制値の基準のあり方
などを解説など。
 司会は大河弁護士が務めてくれました。尋問の再現は実際の裁判で、
両氏を追及した柳原、光前両弁護士でした。両弁護士も山下証人役の
今野さん(原告団長)も本番に迫る迫真の尋問再現でした。
.. 2021年02月19日 05:35   No.2127001

++ 冨塚元夫 (社長)…308回       
◎ 福島市在住の原告、3人の子供の母親の陳述書を朗読したボラン
ティアの伊藤さんは、その陳述書のあまりに過酷な被ばく状況に切羽
詰まってしばし涙の沈黙。
 会場の参加者も胸が詰まりました。

.. 2021年02月19日 05:41   No.2127002
++ 山本進 (幼稚園生)…1回       
千葉避難者控訴審の勝利判決!うれしい
 |  3年半の悔しい思いから解放された
 | 署名20902筆を裁判所に届けられた
 └──── (千葉県原発訴訟の原告と家族を支援する会)  

○昨日(19日)千葉避難者訴訟控訴審判決は東京高裁で勝利判決を勝ち取り
ました。本当に嬉しい。
たんぽぽ舎さんとこの読者の皆さん。たくさんの諸活動や署名にもご協
力いただきありがとうございました。
 御礼申し上げます。
2017年9月22日に千葉地裁で国の責任を認めないという判決からの約3
年半の悔しい思いから解放されました。
原告の南原さんは「希望の持てる判決だ。こんな日が現実になるとは思
っていなかった」と喜びを語っていました。
昨年はコロナで催し物や行事がストップし、会場を借りるのにも苦労し、
「原告が希望の持てる判決を求める」署名を集めることも困難でしたが、
皆様のご協力で20902筆を裁判所に届けることが出来ました。
○国の責任を認めない判決は現在、地裁で14件のうち7件、高裁で1件で
す。あれだけの事故を起こしておいて、国に責任がないなどは私には考え
られません。
 車に欠陥があった場合、行政は回収を命じます。原子力発電所も欠陥が
見つかれば行政(国)は改善或いは運転停止などの規制権限を行わなければ
なりません。不特定多数の人々が被害に遭うから。それを行わないのを責
任放棄と言います。「国に責任がない」と言った裁判官に「忖度した」と
いう優しい言葉で言うのではなく、あの裁判官は「国におもねる提灯持ち
だ、提灯持ちだ」とみんなが騒げば恥ずかしくなってこんな酷い裁判官は
減るに違いありません。「国に責任あり」の世論を拡げていきましょう。
○東電は津波対策をとっても間に合わなかったとか、土木学会で検討中と
か言って、なにもしなかったことに言い逃れをしています。何も対策を講
じなかったことは重大な過失責任があります。相応の責任をとらせるべき
です。

.. 2021年02月21日 07:18   No.2127003
++ 山崎久隆 (社長)…1056回       
福島原発千葉訴訟控訴審判決−東京高裁で東電と国の責任を認める
 |  地震本部公表の長期評価は科学的で評価できる
 |  対策を講じていれば、電源喪失には至らなかった
 └──── (たんぽぽ舎共同代表)

○2月19日、東京高裁、白井幸夫裁判長は福島県から千葉県に避難した
住民ら17世帯43人が、国と東電への損害賠償請求訴訟控訴審判決で、東電
にだけ賠償を命じた一審の千葉地裁判決を覆し、国の法的責任をも認める
逆転判決を下した。
 国が東電に対する規制権限を行使しなかったことを「違法」としたうえ、
東電に計約2億7800万円の賠償を命令、そのうち約1億3500万円について
は国と連帯して支払うよう命じた。
 原発事故の避難者らが国と東電を訴えた集団訴訟は全国で30件で、高裁
判決は3例目。国の責任について認めたのは、昨年9月の仙台高裁に続き
2件目。
○判決では2002年の地震調査研究推進本部が公表した長期評価につい
「相応の科学的信頼性のある知見であると評価できる」とし「経済産業大
臣としては、長期評価が公表されたしかるべき時期に、東電に依頼するな
どして長期評価に示された見解に依拠して福島県沖で発生する可能性のあ
る地震による津波の評価をし
ていれば、福島第一原発に敷地高を大きく超える津波が到来する危険性が
あることを認識できた。」「防潮堤の設置やタービン建屋や重要機器室の
水密化は想定でき、対策を講じていれば、電源を喪失する事態には至らな
かったと認めるのが相当だ」と指摘した。
 そして避難についても「元の居住地へ帰還するか」「帰還を断念するか」
といった「意思決定をしなければいけない状況に置かれること自体」が
「精神的な損害だ」と認定し、避難生活に対する慰謝料に加えて、生活基
盤が変わったことについても賠償する必要があると判断した。
    *    *

.. 2021年02月21日 07:24   No.2127004
++ 山崎久隆 (社長)…1057回       
○【TMM:No4110】2021年1月20日(水)地震と原発事故情報−で紹介した
『★1.国の責任問う原発訴訟、「本丸」高裁判決の行方
   判決次第では、国の原発政策は行き詰まりも
   岡田広行さん(東洋経済解説部コラムニスト)の最新記事を紹介し
   ます』
 において「国や東電が恐れていること」として書かれた最後の文章を紹
介する。
『なお、高裁判決で国や東電の責任や損害賠償が認められた場合、これま
でに国が定めた賠償の目安である「中間指針」の見直し論が国政の場で持
ち上がる可能性も高い。指針の見直しが実現した場合、さまざまな事情に
よって裁判を起こすことのできない大半の被災者への賠償額の上積みにも
つながる。国や東電が恐れているのはそのことにほかならない。柏崎刈羽
原発の再稼働にも影響が及びかねない。』

.. 2021年02月21日 07:36   No.2127005
++ 山崎久隆 (社長)…1061回       
東電の旧経営者に損害賠償金を支払わせよう
 | 東電株主代表訴訟で証人尋問
 | 津波対策をしなかった経営の責任
 | いよいよ証人尋問が始まる
 └──── (たんぽぽ舎共同代表)

 2月26日(金)、原告申請の専門家証人3人の主尋問が行われた。

10時〜12時
◎岡村行信氏
 過去に実際に発生した貞観(じょうがん)津波に基づき、大津波の警告
を発した専門家として証言されました。
 産業総合研究所や地震調査研究推進本部などで貞観津波などの津波の
痕跡等を調査し、東北地方に大きな津波を伴う地震が1000年に一度の
頻度で発生してきたこと、そして有史以来最大の津波をもたらした869年
の貞観地震・津波から1000年余り経過し、何時再来してもおかしくない
ことなどを東電にも伝えていました。
 これが正しく対策されていたら、今回のような原発3基のメルト
ダウンは回避できたのではないかと筆者は思いました。

13時〜17時
◎渡辺敦雄氏 元東芝で福島第一3,5号機や女川、浜岡などの基本
設計を担当。

 原発の設計時に想定するのは、地震は10万年まで遡って対策すること
を求めていますが、津波はわずか10数年しか見ていません。
 福島第一はチリ地震津波への対策として3.11メートルを想定しました。
 しかしこれ以上の津波は過去に何度もありました。
 経営層は、こうした津波の襲来を想定し対策をすべきでしたが、
想像力の欠如により実施しなかった。との証言を行いました。

◎後藤政志氏 元東芝で柏崎刈羽3号機、女川、浜岡などの格納容器を
設計。

 原発の格納容器はメルトダウン・メルトスルーを想定して設計して
いません。
 設計基準事故の中に炉心が溶け落ちることは含まれていないのです。
せいぜい、配管破断を想定しているだけです。
 津波対策では、想定される計算上の津波の対策として防潮堤を建設
することはあり得ません。
 安全率を加えて1.5倍ないし2倍ほどの率をかけるものです。
との証言を行いました。

.. 2021年03月04日 05:20   No.2127006
++ 山崎久隆 (社長)…1062回       
◎次回以降の公判紹介

 4月16日(金)10時〜17時 前回と同じ103号法廷
  ・午前:A証人(原告側主尋問)
  ・午後:渡辺証人(被告側反対尋問)、
      後藤証人(被告側反対尋問)

 5月27日には武藤栄元副社長、7月6日と7月20日には勝俣恒久
元会長、清水正孝元社長、武黒一郎元副社長、小森明生元常務が
登場します。

.. 2021年03月04日 05:27   No.2127007
++ 稲田 (幼稚園生)…1回       
3/16(火)関電株主代表訴訟 第1回口頭弁論

日 時:3月16日(火)大阪地裁前集合  地裁前ミニ集会&入廷行進
場 所:大阪地裁大法廷 開廷10時半
    終了後、記者会見&報告集会(堂島ビルヂング9階会議室)
連絡先:原告  inadamidori@yahoo.co.jp

 昨年6月23日に関西電力株主49人は金品受領に関わった新旧役員を
被告として株主代表訴訟を大阪地裁に提訴しました。
 後日私たちの訴訟に押される形で関電も旧役員5人に損害賠償を求めて
提訴しています。
 この裁判で私たちは、原発の誘致のための不正工作、原発推進の
不当さ、汚いお金の流れなど明らかにし、強いては全国の原発廃止の
一端にするとの気持ちで臨みます。

 今後計画される原子力関連施設の建設時に、同じ手口を許さない
という意義もあります。
刑事告訴と両輪で戦っていきます。
 提訴から半年、ようやく第1回口頭弁論の日が決まりました。
 大勢の傍聴をお願いします。

.. 2021年03月10日 08:57   No.2127008
++ 新聞・TVの報道 (幼稚園生)…1回       
【速報】東海第二原発の運転禁じる
 | 水戸地裁が住民側の訴え認める
 | 東海第二原発の危険性を11の論点で主張
 | 主には、地震・火山リスクや人口密集地での稼働の是非
 

◆【速報】東海第二原発の運転禁じる
  水戸地裁が住民側の訴え認める

 茨城県東海村にある日本原子力発電(原電)の東海第二原発=
東日本大震災で被災し停止中=を巡り、周辺住民らが運転の差し止めを
求めた訴訟の判決で、水戸地裁(前田英子裁判長)は18日、住民側の
訴えを認めて、運転を禁じた。東京電力福島第一原発事故から10年、
首都圏に唯一立地し、運転期間が40年を超えている原発の運転を、
司法は認めなかった。
 2012年7月から8年以上続いた裁判は、原電のみが被告。原告側は
11の論点を提示し、東海第二原発の危険性を指摘してきた。
 主に問われたのは、地震・火山リスクや人口密集地での稼働の是非。
 東海第二原発の30キロ圏内には、日本の原発立地地域としては
全国最多の約94万人が暮らす。原告側は、人口密集地にある原発は
そもそも立地地域として不適当で、国の指針に違反している
と訴えていた。      (3月18日14時31分東京新聞より)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92269

◆東海第二原発再稼働認めず
 差し止め訴訟、住民側勝訴 水戸地裁判決

 日本原子力発電(原電)東海第二原発(東海村白方)の安全性に問題が
あるとして、県内の住民らが運転差し止めを求めた訴訟は18日、水戸
地裁で判決公判が開かれ、前田英子裁判長は住民側の請求を認めた。
 同原発の運転を認めない司法判断は初めて。
 東海第二は1978年に稼働した。2011年3月の東日本大震災で自動
停止してから運転停止が続いている。
 2018年11月、原子力規制委が最長20年の運転延長を認め、2019年
2月に原電が再稼働意向を表明。2022年12月完了予定で安全対策
工事が進められている。
 再稼働には県をはじめ、東海村や水戸市など6市村の同意が必要で、
今回の判決は6市村の判断に影響しそうだ。
 原発再稼働を進める政府の方針にも波紋を広げるとみられる。
          (3月18日14:32「茨城新聞クロスアイ」より)
htt

.. 2021年03月19日 06:37   No.2127009
++ 武笠紀子 (小学校高学年)…20回       
被災し老朽化した東海第二原発の再稼働を中止してください
 | 茨城県沖の地震が多発しています
 | 日本原電の能力不足と資金不足は明らか
 └──── (反原発自治体議員・市民連盟)

     ※《2021年3・11「2つの抗議行動」関連 その7》

 福島第一原発過酷事故から10年。
 3・11に、『 東海第二原発』再稼働の中止を求めてたくさんの人が
集まりました。
2011年の福島第一原発過酷事故から10年目の3月11日に、東京電力
本店前抗議行動の前に行われた、日本原電本社への抗議行動には、
いつにない230人(主催者発表)を超える参加者で盛り上がりました。
いつものにぎやかな音楽で始まり、途中にも音楽をはさんで、多彩な
スピーチ、申しいれ行動、ショートコール等で、15分延長して行われ
ました。
『反原発自治体議員・市民連盟』では、『止めよう!東海第二原発
首都圏連絡会』とともに、申し入れ書を読み上げ、提出しました。
あい変わらず玄関脇に机と文鎮が置いてありましたので、今回も、
そこに申しいれ書を置きました。
これまで一度も、回答がありませんが、村松社長は読んでいるの
でしょうか?

以下、申し入れ書

日本原子力発電株式会社
取締役社長 村松衛 様
                      2021年3月11日
            反原発自治体議員・市民連盟共同代表
                  佐藤英行(岩内町会議員)
               野口英一郎(鹿児島市議会議員)
                福士敬子(元東京都議会議員)
                武笠紀子(元松戸市議会議員)

 福島第一原発過酷事故の10周年にあたり、原発事故を二度と繰り
返さないために、東海第二原発再稼働の中止を求めます。

.. 2021年03月19日 06:50   No.2127010
++ 武笠紀子 (小学校高学年)…21回       
本日は2011年の福島第一原発事故から10年目にあたります。
多くの人たちが故郷を奪われ、未だ事故の収束も見えないまま、
大量の放射能汚染水が大平洋に流されようとしています。
福島第一原発過酷事故は、被害の甚大さとメルトダウンした核燃料
処分の困難さから、原発は人類の手に負えず、現在の科学技術で制御
できる装置でないことを示しました。
これを教訓に、日本原電(以下:原電)は、東海第二原発の再稼働を
中止するよう、以下の理由から改めて求めます。

第一に、東海第二原発は、3・11で被災した損傷個所があり、
さらに43年を超える老朽化による危険性があります。
原発は老朽化すると、圧力容器や配管などの脆弱・腐食・減肉が
生じますし、地震の大きさを過小評価した時代の構造物や配管に、
交換不可能なものが残されています。
関西電力の老朽原発が、40年を超えないものでも再稼働後に事故を
多発させている事実から、その危険性は明らかです。

第二に、2月13日、福島県沖を震源とするマグニチュード7.1の大きな
地震がありました。
2月の申しいれ書で、茨城県沖の地震の多発に触れましたが、
その後も3月4日に千葉県東方沖を震源とするマグニチュード4.3の
地震が発生し、これは巨大地震の前触れと言われています。
ここで、東海第二原発を動かすことの危険性は言うまでもありません。

第三に、東海第二原発が重大事故を起こした際の広域避難計画で、
2月の申しいれ書でも触れた避難所の収容人数が過大に見積もられて
いた件です。
茨城県は現段階でも6900人分不足していると釈明しています。
しかし、これには新型コロナ禍で、密を避ける面積の計算は
ありません。広域避難計画がこの現状では再稼働できる条件には
ありません。

.. 2021年03月19日 06:58   No.2127011
++ 武笠紀子 (小学校高学年)…22回       
第四に、再稼働のための安全対策工事をめぐる原電とゼネコン3社の
契約の見積もりに開きがあり、ゼネコン側は「原電に実務能力が乏しく、
提示額が実態に合わず、工事は2022年12月の終了予定に間に合わない」
と語っています。
交渉開始から2年以上を経ても妥協できないほど、原電の能力不足と
資金不足は明らかです。
以上の理由から、原電は、東海第二原発を再稼働できる現状になく、
再稼働は断念するよう求めます。
なお、言い分等ございましたら、これまでにお届けした封筒で事務局
へ、またはメールでお願いします。

.. 2021年03月19日 07:05   No.2127012


▼返信フォームです▼
Name
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用