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今年はあっという間に1年が過ぎ去ったと言う感じです。年末は、様々なところで一年間の総括が行なっています。今年は新型コロナウイルスの影響が人類を一変させました。仕事の場や学校でも、日々の生活においても、衝撃的な変化を求められました。そしていまだ戻る様子はなく、変化したままで時が止まっている感じです。
非常事態宣言のもと、リモートの活用を広げたり、ズームで会議などのツールを使い始めたりした方も多い事でしょう。それに伴い、今までに無かったようなトラブルに見舞われたかもしれません。それでも何とか使いこなして今日に至り、これらをまだ使用していなかった時期と比較して、効率的で便利になっているのには驚いたことでしょう。
利便性が向上する一方、とにかく急なことで、コンピューターやネットワークの構成を取り急ぎ変更した企業も多々ありました。これらの変更をしっかりと管理下に置くことが、今後の課題となるでしょう。一般的に、利便性とセキュリティは相反するといえます。
今年は新型コロナウイルスという特殊な事情で、非常事態宣言が発令された状況でも事業を継続していく必要がありました。利便性を優先させる方向に舵を切って、様々な変化を伴いながら、未曽有の危機に対処した年でした。
内閣サイバーセキュリティセンター がランサムウエアによるサイバー攻撃について注意喚起しました。不特定多数への攻撃で、データを使用不能にされることを想定し、データを復元することで事業を継続できる、と考えていたのです。ですがこれでは、2回目の脅迫内容である、データの暴露に対処できていません。
今後は新たな対策を考える必要があります。従来の対策は継続しつつ、復旧だけでなく、防御や検知の重要性が増しています。限られた経営資源の範囲内で、可能な対策を講じていくしかありません。新たな年を迎えるにあたり、周りの情勢などを分析して、備えを充実させる機会に出来ればと思います。
また日本政府は閣議において、イージス・アショア(陸上配備型迎撃ミサイルシステム)の代替策として、海上自衛隊向けの新型イージス艦2隻の建造を決めました。また併せて、島を含む我が国への攻撃を効果的に阻止する手段として、スタンド・オフ・ミサイルの整備および研究開発の推進に加え、侵攻を試みる艦艇などへの対処装備として、既存の12式地対艦誘導弾の能
.. 2020年12月31日 07:37 No.2098001
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