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海を汚すな! | トリチウム(三重水素)は内部被ばくをおこす。放射性物質だ | 「安全な陸上」に保管せよ(土地はある) | 11/4(水)東京電力本店へ『私たちの声』を届けよう(第86回) └──── (たんぽぽ舎共同代表)
◎東電福島第一原発放射能汚染水(トリチウム等)をとめるチャンスの 時間が与えられた。 11月27日(火)国会衆議院会館の前で開催された放射能汚染水海洋投棄 反対の集会(「さようなら原発」主催)は、170名の参加(主催者発表、 たんぽぽ舎も6名で参加)で意気が上がった。 鎌田慧さんのあいさつ、「再稼働阻止全国ネットワーク」の発言 ほか、いくつかの発言があったが、社民党福島氏の「トリチウムを阻止 する時間が与えられた、がんばろう」の発言も印象に残った。
◎「スガ」政府と電力業界は「処理水」を海へ流すといっているが、 ゴマ化しだ。トリチウムは単なる「処理水」ではない。 原発放射能汚染水であり、トリチウム以外にも多くの種類の放射能が 残っている。(「アルプス」で取り切れない) それを海へ棄てるというのは、風評被害ではない、「実害」である。 トリチウムは水と共に体内に入り、ガンをひきおこす。西尾正道氏の 論文や九州の玄海原発周辺の実状がそれを示している。
◎「安全な陸上」に保管せよ。私たちは一貫してこう主張してきた。 理由は、福島第一原発周辺にタンクを設置する土地はまだある(東電も 環境省の回答も「土地はある」と答えている)。 朝日新聞も調査報道の力を活かして、空いている土地を写真付きで 報道してほしい。 トリチウムの半減期は12.3年だから100年保管すれば放射能は1000分の 1に減少する。 陸上保管の技術は、1970年代の石油危機の時、日本各地に原油を タンクでためた、優れた技術が日本にはある。お金も600億円程度と 見積もられている。失敗の「凍土壁」の費用を考えれば安い。 海洋投棄をやめて、安全な陸上保管せよ。そうすれば、近隣諸国から も非難でなく賞賛をうける行為だ。 IAEAや前原子力規制委員長田中俊一氏の誤り(共に「海へ棄てよ」 発言)も天下に明らかになる。
◎11月4日(水)東京電力本店(東京都千代田区内幸町)前にあつまろう! (18時30分より
.. 2020年10月30日 05:22 No.2063001
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