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ドイツ語で、BIOは生物で、TOPは場所で結合した概念を表します。考え方は自然に存在する環境や生態が人工的な仕組みにより、生態系を強制的に変化させられることを食い止め、母なる地球の自然を守るということです。最近では動物愛護や自然環境保護を訴えながら、実際には矛盾した言動に気づかない人々が増えてきました。
大部分の人は、生物をペットとして、人間と同じ環境に置き、自己都合にあわせています。危険動植物は、その飼育は環境や管理に細心の注意を必要とする危険な動植物です。趣味のレベルでの飼育には大いなる疑問を持っています。現実には飼い主の都合により飼育放棄が行われ、結果、その存在さえ知らない人間が、生命を脅かされています。
ひとりの浅はかな人間がことの重大ささえ認識せずに安易にその刹那的な欲望により取り返しのつかない種の絶滅の原因を作っています。これもBIOTOP を無視した、人間の傲慢と身勝手さに基づく自然への冒涜であり、明らかな罪と言ってもいいでしょう。
人工物による BIOTOP の強制的な変更への警鐘と共に人間が趣味として飼育するに適当でない生物に関する丁寧で慎重な検証が必要ではないかと常々、思っています。私は谷津国民の選択が大学校で自然の大切さを勉強してビオトープ水田の代表をつとめお米を作り、無農薬野菜をも手がけてきました。農業に見る日本の風景がとても大好きです。
農業の文化はまさに美しい日本のバックボーンでありました。現在、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、原発問題が薄れてゆき、なぜか放射能問題を隠れてしまっています。原発の問題を通じて、地方のあり方、政治のあり方、そして日本国の将来のあり方が問われていたのです。しかし、国民は当座の利益を選択してしまいました。
美しい日本は夢で終わってしまう。私は戦後生まれの世代でありますが、海軍中佐の祖父や石原莞爾将軍の身の回りの世話をしていた父から話を聞き、戦争の酷さ、理不尽さ、平和の尊さを直接教わりました。しかし、世代が変るにつれて、戦争への危機感は確実に希薄になってきています。
.. 2020年10月21日 17:50 No.2056001
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