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9/18サヨナラ原発・銀座デモの高揚感 | 久しぶりに出会えたたくさんの笑顔が有難かった | 沿道の人々もとても珍しそうに、心なしか温かい眼差し └──── (たんぽぽ舎会員・ 再稼働阻止全国ネットワーク)
◎ 秋の長雨が続く日々、夕暮れ時分などにふと思い出されるのが、 ひと月ほど前に行われたサヨナラ原発の日比谷野外音楽堂での集会と その後の銀座デモ。 年明け以来ずっとコロナで、なにかと規制がかけられ、息苦しく 疲弊気味の閉ざされた日常に風穴を開けるような人々の集まり、 人々の力だった。久しぶりに出会えたたくさんの笑顔が有難かった。
デモの最後のグループ後方で、友人たちと楽器を鳴らした。沖縄太鼓 に朝鮮金属打楽器、私は雨天OKのプラスチックのフレームドラム。 考えてみると今年初のデモ行進だった。 沿道の人々もとても珍しそうに、心なしか温かい眼差しで見てくれた。
心に残るのは、数寄屋橋交差点付近での信号待ちの若いカップルで、 デモ後方のパーカッションのリズムに合わせて、手拍子をとり頷き ながら手を振ってくれて、ワンピース姿の女の子のほうは嬉しそうに 飛び跳ねたりしていた。連日の「コロナ禍」報道のもと、規制・束縛の 柔らかな締めつけが続くなかで、屈しない解放感のようなものを 共有した瞬時だったのではないだろうか。
◎ アベ政権の続編で、同じ穴のムジナがぞろぞろ出て来ては企み事を 連発の永田町。 原発も老朽東海第二原発(茨城県、日本原電)や女川(宮城県、東北 電力)・柏崎刈羽(新潟県、東京電力)など各地に再稼働への触手を 伸ばし、北海道へは核のゴミ最終処分場の誘い。 「コロナ危機」を養分にして肥える権力のやりたい放題にさせる わけにはいかない。 ばらばらな民衆ほど支配しやすいものはないといわれる。 ならば、分断されず群れとなって抗いたい。 そんなことを思う元気をくれた銀座デモでした。
.. 2020年10月13日 20:02 No.2047001
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