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コロナ対策に熱心でないのは患者の多くが有色人種だから?
前略 米国内の人種差別は、リンカーン大統領による奴隷解放宣言以来、 根本的な改善はみじんもない。リンカーンは共和党だったのに、 以降の同党リーダーたちは、今日のトランプに至るまで人種差別 主義者が多い。(中略) さて、人種差別の最大のモチベーションといえば、「恐怖」 であろう。 白人には、黒人を奴隷として虐待してきた罪の意識がある。 スラム街のギャングが暴れるのは、その復讐だと思う。 一般論として、白人が黒人のコミュニティに接することはまずない。 同国人でありながら、白人は黒人の生活や文化についてはほとんど 無知だ。というよりも、知りたくないし、触れたくもない。この 「無知」が恐怖心を増幅させる。(中略) 黒人の人口増加を恐れ、制度的に阻止しようという主張も根強い。 (中略) クリントン元大統領は梅毒研究のため、400人の黒人患者を生体実験に 使ったことを公に謝罪した。 これでは、トランプがコロナ対策に熱心でないのは患者の多くが有色 人種だから、などと言われかねない。まさか本音では? (9月17日発行17面、 中村敦夫「末世を生きる辻説法」より抜粋)
.. 2020年09月19日 07:40 No.2031001
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