|
河井夫妻「公選法違反」初公判 なぜ、検察は「収賄側」100人を立件しないのか
公職選挙法違反の罪で起訴された前法相で衆院議員の河井克行被告 (57)、妻で参院議員の案里被告(46)の初公判が、あす25日に開かれる。 (中略) 裁かれるのは河井夫妻だが、安倍1強政権のおごりとゆがみが生んだ 事件であることを忘れてはならない。(中略) 市民団体の「河井疑惑をただす会」は月内に、「受け取った政治家 たちにも責任がある」として100人を刑事告発。当然の動きであり、 検察内部にも「不起訴を通せば、今後、被買収側を立件できなくなる」 と危惧する声がある。 「官邸VS検察」の対立構図が生んだ事件は、公判が始まってなお、 歪みを抱えている。 (8月24日発行「日刊ゲンダイ」5面より抜粋 ジャーナリスト 伊藤博敏)
.. 2020年08月27日 06:00 No.2011002
|