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『杉本達治知事は関電の金品受領問題を巡り「信頼関係がなければ 地元として前に進めない」と繰り返し表明しており、原則40年の期間を 超えた全国初の運転が事業者の想定通り実現するには高い壁がある。』 とし、現状は再稼働を前提とした県のチェック機関も具体的に再稼働に 向けて動かず、『県原子力安全専門委員会を開き、2〜3カ月の議論を 経て独自に安全性などを細かくチェックするが、同委員会の今後の開催 時期について、県安全環境部の野路博之部長は「全くの未定」と 述べた。』 県の立場は関電からの調査報告を待っている段階であると 報じている。
◎ 関西地方も北陸地方も、今は台風8号の影響もあり、うだるような 暑さが続いている。 昨日も大阪の最高気温は35.7度、最低気温も27.8度と、酷暑日・ 熱帯夜の暑さだったが、ピーク時電力使用量は2,685万kW、それに 対する供給力は3,057万kWで使用率87%で十分余裕があった。 今日8月25日(火)も同じような気候で、最大使用も2,670万kWの 予想に対し供給力3,033万kWで88%(関電「でんき予報」より)だから 余力がある。
◎ 仮に原発が全部止まって供給力がその分なくなっても、使用率は 94%程度になるだけだから、電力供給に何ら支障はない。 それでも不足する恐れがあるというならば、天候が良いのだから ピーク時間帯の13時から14時を中心に日中は太陽光発電事業者から 卸電力市場で買えば良いだけだ。 最も多量の電気を必要とする季節でも、「原発はいらない」ことが、 日々実績として証明されている。
.. 2020年08月26日 05:31 No.2005007
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