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今、西尾幹二のインターネット日録というサイトで満州事変あたりの歴史がのべられています。歴史事実として正確と思います。事実の解釈については、各人が、自分の経験も総動員して考えなければなりません。ところで東方会議というと、名前からすると、すばらしい会議かと思うのですが、出席者の意見は、結局、現今の満州問題の停滞は政府が満蒙政策を確立し、それに従って不変の行動をしなかったことにある。政党間の利害駆け引きでその場限りの手を打ったり、問題の先送りで解決を見送った結果である。ということで、対支基本方針を決定したが、確固たる方針でなかったことが、その後の田中義一首相の張作霖爆殺事件に対する対応でわかる。現実は一筋縄ではいかないが、あまりに情実の部分が大きすぎた感がある。まあ、あとではどうでも言える面があるけれど、ダラ幹?といった感じがしてしまう。
.. 2006年06月22日 22:29 No.2001
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