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■--私が総理大臣だったら
++ 仲條拓躬 (社長)…471回          


トルーマンは大統領に就任した時、日本国民が軍閥に協力して戦争を継続するならば、老若男女の別を問わず爆撃する、といった。そして、彼はその通り、B29をもって、日本の都市を空撃し、数百万の罪なき者の生命を奪い、見るも無残な残虐行為を行なった。

これは何たる野蛮行為か。非戦闘員を殺したことは言うまでもなく国際法違反である。世界の道義心に訴えても、世論を喚起すべき性質のものだ。戦時中、日本軍人が多くの悪いことをしたことは否定しない。私は特に東亜諸民族に対しては、平身低頭謝罪する。

しかし一国の末端兵士が、戦場の興奮によって、非戦闘員を侵害することは住々にしてあり得ることだ。無論、恥じるべき行為であるが、トルーマンの行為こそ、戦犯第一級中第一級の行為である。今日如何に戦勝国がこれを抗弁しようとしとも、第三者と高背の人類によって、歴史的審判を受けることは、まぬがれるものではない。

一国の大統領ともあろうものが、かかる野蛮行為を行ない、しかも少しも恥ずるところがない。我々はかかるものを相手にして戦ったことは、なんとしても恥ずかしい。トルーマンが第一級戦犯であることは、明確に意識してもらいたいと石原莞爾が語っています。

さらに石原莞爾の身の回りの世話をしていた私の父(仲條立一)が掲載した「歴史街道」から抜粋すると。私が総理大臣だったら、賠償を請求する。昭和22年5月、酒田で国際軍事裁判の臨時法廷が開設され、石原将軍は参考人として出廷する事になった。

当時、将軍は膀胱の乳嘴腫のため血尿が出て、ひどく痛み、片時も尿瓶を離せない状態です。長時間の歩行は出来ません。そこで裁判の前日、私を含む3人で、将軍をお宅から吹浦駅まで、リヤカーでお送りしました。西山から駅まで、私の足で約20分。揺れてはお体に障るだろうと、林道の木の根を避けながら、慎重にお運びしたことを覚えています。

将軍は和服に戦闘帽をかぶり、膝に毛布をかけておられました。5月1日から裁判です。その日、私は将軍の奥様から膝かけと書類を託され、列車で酒田に向かいました。将軍が宿泊されている酒田ホテルに着いたのは夕方5時頃です。ちょうどその時、応接室で将軍と数人の外国人も含めた記者団の会見が始まるところでした。
.. 2020年08月05日 19:35   No.1998001

++ 仲條拓躬 (社長)…472回       
その場に居合わせることになった私は、興味津々で耳を傾けました。以下、その時の、将軍のお話の要点をかいつまんで紹介してみます。君たち。私がこれから話すことは、日本で発表してもらっては困る。自国に帰ってからにしてほしい。当然マッカーサーの検閲を受けて、発表が禁止されるだろうからだ。

私は僭越ながら日本国民を代表して、日本が何十年もの間、アジアの諸国民にご迷惑をおかけしたことをお詫びする。日本は侵略者だといわれるが、欧米諸国が昔からやってきたことを日本が見習ったのも事実である。反面、日本人の心の底には、アジアの解放があったことも確かだ。

(満州事変は日本軍の謀略かという質問に対し)超満員の汽車の中で足を踏まれると、『お前が踏んだ』『いや、お前が先だ』という争いになって、どちらが先という決め手はない。満州事変がどちらの謀略かというのも、当時の満州の情勢を知らない者のいうことだ。

アメリカの無差別爆弾や原子爆弾の使用は、全く非人道的な暴虐行為であり、国際法を完全に侵犯したものだ。私が総理大臣だったら、アメリカに対して賠償を請求する。ソ連が不可侵条約を一方的に破って戦争を仕掛けた上、何十万人もの人々を捕虜として酷使したことは、非人道の極みである。これを見たらマルクスが地下で泣くだろう。

今度の戦争裁判なるものは、馬鹿げた猿芝居だ。ルーズベルトは死んだから仕方ないが、トルーマン、スターリン、チャーチルを一堂に集め、日本からは及ばずながら私が出て、堂々と論戦したらよかろう。それが本当の戦争裁判である。この度の出張裁判の関係者は、特別列車を仕立ててやって来たそうだ。

ご覧の通り日本人は列車に溢れているのに、占領軍の僅かな連中が威張り返っている。日本が満州や中国で威張っていたといっても、そんなことはやらなかった。満員列車の中で、赤ん坊を抱いた日本人の母親が、ギュウギュウ押されて苦しんでいるのに、一方では占領軍が、がら空きの特別列車でキャアキャア騒いでいる。

こんなことが続くようでは、軍勢は完全に失敗するだろう。会見は2時間位続きました。将軍は澄んだ瞳と独特の笑顔で、冗談と皮肉を連発して一同を爆笑させながら、聞くもの一人一人に深い感銘を与えていたように思います。筆者・仲條立一。

.. 2020年08月05日 20:07   No.1998002
++ 冨塚元夫 (社長)…271回       
「内閣府が肥大化している
 |  権限をそれぞれの省庁に戻す必要ある、経産省は廃止せよ」
 |  7/28「新ちょぼゼミ」前川喜平さん講演
 |  「霞が関改革をどうする:日本の官僚組織」を聞いて(概略報告)
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

1.政治主導とは:政治主導それ自体は正しい、国民に選ばれた議員が
選ばれていない官僚を主導するという意味において。
 しかし、アベ政権の政治主導は政治の私物化。
 不公平、不公正、不透明。支持率のみ見て政治をしている。

 かつては政・官(政府と官庁)の緊張関係と協力関係のバランスが
図られていた。専門性・知識・経験のある官僚が存在価値を示して
きた。政治が目を向けないところにも手を差し伸べてきた。
 しかしいまは、官が政に従属している。
 内閣人事局が審議官以上の人事を握った。任命権は各大臣にあるが、
内閣人事局は拒否権を握り実質的に人事権を掌握した。

 一方、自民党は、小選挙区制度のため派閥が無力化し、政策論争に
よるミニ政権交代ができなくなった。
 さらに三権分立が破壊された。それまで比較的独立していた人事院、
国家公安委員会、教育委員会が政府の言いなりになっている。
 司法の劣化はひどい。例えば、最高裁判所判事の一人は、もと加計
学院の幹事の一人。
 すべてを本来の姿に戻す必要がある。
 内閣府が肥大化している。権限をそれぞれの省庁に戻す必要ある。

2.加計学院問題

 文科省は獣医学科の新設を認めなかった。獣医師会も反対していた
(麻生太郎の地盤)
 2017年構造改革特区から国家戦略特区に格上げされた。
 国家戦略特区とは:これも問題、何を基準に指定するか、唯一の基準
は“国際競争力がある”じつは何も審査しない(公正な手続きがない)

.. 2020年08月06日 07:14   No.1998003
++ 冨塚元夫 (社長)…272回       
3.森友学園問題

 犯罪的行為 官邸の指示しかありえない。
 総理大臣秘書官兼内閣総理大内閣臣補佐官の今井尚哉(たかや)が、
昭恵の意向を受けて、関西(近畿財務局)を動かした。
 官邸がからんでないと動くわけがない。
(佐川宣寿が一人で考えたとは考えられない。)
「総理の振付師」と呼ばれる今井尚哉・総理首席秘書官
「今井ちゃんはすごく頭がいいんだよ」。安倍首相は今井氏をそう
絶賛する。
「公文書書き換え」も同様、ありえない!犯罪駅行為である。
まじめな官僚にはできないこと。

 近畿財務局赤木俊夫さん自殺の原因。官僚が公僕でなく、アベの手足
になった。

4.伊藤詩織さん問題

 中村格(いたる)刑事部長(警察庁のNo.2)が山口敬之(のりゆき)
の逮捕をとめた。検察も検察審査会も同様に動いた。

5.東京高等検察庁検事長 黒川弘務(ひろむ)定年問題

 人事院が後追いで解釈変更認めた。(人事院が独立性失った)
 国家公務員法ではできないとするのを「できる」と解釈

6.桜を見る会

 名簿を廃棄したというのは明らかな嘘、官僚は前例に従うもの。

7.今井尚哉補佐官(資源エネルギー庁出身、森友学園、一斉休校)、
 長谷川榮一補佐官(北方領土・ロシア外交)、
 和泉洋人、(菅官房長官の懐刀)すべて経産省出身。

 経済産業省は橋本竜太郎首相のときの中央官庁再編によって、
通商産業省が経済産業省になったもの。
 重点産業育成政策によって戦後日本の経済復興に貢献した“栄光の”
通産省は、復興によって民間企業が自立するとその存在価値を失った。
 やることが無くなった経産省は、他省庁の領域に首を突っ込むことに
なり、財務省の力をそぐために、弱小だった内閣府の強化に乗り出した。
 経産省は廃止しなければならない。

.. 2020年08月06日 07:19   No.1998004
++ 仲條拓躬 (社長)…473回       
広島に原爆が投下された日
日本はアメリカ人の価値観に影響を及ぼしてきました。1900年、アメリカで出版された「武士道」(新渡戸稲造著)は、リーダーの道徳規範となり、セオドア・ルーズヴェルトやジョン・F・ケネデイに愛読していたそうです。

終戦後の1946年、原爆投下後の広島を取材した『ヒロシマ』(ジョン・ハーシー著)は、アメリカでベストセラーになりました。1980年代、ハーバードの教員をはじめとする知識人は皆、「ジャパン アズ ナンバーワン」(エズラ・F・ヴォーゲル著)を読んでいたと聞き、その事実を初めて知って驚きました。

核実験の目的は、プルトニウム型原爆が理論通りに爆発するかどうかを確認する事でした。実験場に鉄塔を建てて地上約30mに原爆を設置し、遠隔操作で起爆しました。実験は成功し、爆発規模はTNT火薬に換算して19キロトンに達しました。

アメリカが原爆を開発するマンハッタン計画に加わった科学者ジャック・アビー氏(91)は、その日、爆心地から約10kmの場所で実験を見ていました。存命の数少ない目撃者です。キノコ雲を鮮明にとらえたカラー写真の撮影に成功しましたが、アビー氏は「爆発の衝撃で、椅子に座ったまま、約1mも後ろに飛ばされたと当時の様子を振り返ります。

過去、オバマ大統領が広島を訪問しました。米国大統領が被爆地を訪問したのは初めてのことでした。原爆資料館を見学して原爆記念碑で献花をした後に、17分の演説を行ないました。犠牲者に哀悼の意を告げると、核保有国は核廃絶に向けた勇気を持つべきだと強調しました。演説の後、被爆者と言葉を交わし、握手、抱擁をした姿を見たとき体が震えました。

広島、長崎を思うことは人の本質を真面目に考え、無辜なる被害市民に敬意を払いつつ、アメリカの狂気については恒久平和のため勇気を奮い食い止めなければなりません。だが、中国共産党の暴走も止まらずその狭間に立たされている日本国の舵取りは子供たちの未来に直結する大切なことなのです。

.. 2020年08月06日 08:45   No.1998005
++ 仲條拓躬 (社長)…474回       
正しい歴史を知らない限り過去の悲劇は何度でも繰り返されます。一刻も早く歪曲された歴史を正し、その上で原爆投下という事実を見つめなおし、日本が何をなすべきかを考えなければなりません。現在の政権が通そうとしている法案は慎重にならなければなりません。政治に関心を持つ事は、日本の恒久平和とアジアの安定に大きな役割を果たすと思います。

アメリカ軍が原爆を投下した時、人類は、自らを滅ぼす事の出来る力を手にしたことに気付きました。我々はたった1つの地球に暮らしているのです。60年代に宇宙から見た地球の写真を初めて見たとき、人間は、広大な無限宇宙の片隅で、小さな星を回る実に小さな惑星に寄り集まって住んでいる事を、写真を見て思い知らされたのではないでしょか。

私の父・仲條立一は海軍中佐である祖父・仲條公治がいた広島県呉市から原爆投下後、爆心地へ入って被曝した。原爆が投下してから随分時が経った、米国のオバマ大統領が広島で被曝者と抱き合う姿を父が生きて目の当たりしていたらどう思ったことだろうか。父は幼少の頃から石原莞爾の身の回りの世話をして将軍をこよなく愛していた。

将軍に血を分けたのも火葬したのは父である。父は最期まで石原莞爾の生涯を語っていた、死の間際、父の心に去来したものは若き頃の石原莞爾将軍をリヤカーに乗せて東京裁判へ曳く姿だったかもしれない。今の世の中、人間関係が希薄になってきていますが、地域社会の絆を強固なものとしていただければ幸いに存じます。

.. 2020年08月06日 08:51   No.1998006
++ 清水 寛 (小学校高学年)…28回       
≪二酸化炭素温暖化説は原子力産業復活を
 |  目指すための“大ウソ”≫   その3(7回の連載)
 |  広瀬隆氏の「地球温暖化説はSF小説だった
 |  その驚くべき実態」より
 |  〈『CO2で地球の気温が上昇する』というIPCC説は
 |  大きく予想が外れた
 └──── (「なの花の会」世話人、「たんぽぽ舎」会員)
           「その2」は、8/3【TMM:No3998】に掲載

〈『CO2で地球の気温が上昇する』というIPCC説と
真逆がCO2温暖化説の大嘘の第一〉
「地球の気温上昇と大気中のCO2の濃度増加は一致しているか」
   (14−25頁)

“二酸化炭素(炭酸ガス=CO2)によって地球が温暖化している”
という説の根拠になっている「世界の平均気温」の戦後1945年〜2018年
の変化で、黒い棒グラフ(1960〜70年代)が「寒冷化」を示している。
 参考:広瀬隆「二酸化炭素温暖化説の嘘が警告する地球の危機」
https://dot.asahi.com/wa/2019082100001.html?page=1

 「私の著書『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(集英社新書)の80頁以下
に、『1960〜70年代の寒冷化の記録』をくわしく実証・記述して
あるが」「一部だけをここに紹介しておく−1960年代から北極地方を
中心に寒冷化の時代に入った。」
 「特に1963年1月には記録的な大寒波が西ヨーロッパを襲い、小氷期
以来の異常気象と呼ばれた。ロンドンでは平均気温が平年より5.3度C
も低く、1795年以来の168年ぶりの寒さであった。」「ポーランドの
ワルシャワでは10度C近くも低くなり、『数万年に一度の低温』と
なった。」

 「同じ1963年初め、日本でも北陸から山陰地方にかけて豪雪となり、
昭和38年なので『三八豪雪』と呼ばれた。」、「信じられない寒さが、
1963年だけでなく、実に1976年まで10年以上も延々と続いたのである。」
「大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度がぐんぐん増え続けていた
長期間に、これらの記録的な寒冷化が起こったのだ。IPCCの主張が
嘘だと、すぐ分るではないか。」

.. 2020年08月07日 05:55   No.1998007
++ 清水 寛 (小学校高学年)…29回       
 「“寒冷期”の終り頃に、第1次オイルショックが1973年10月から
始まって、」「先進国が石油火力発電から『CO2を出さない原子力』
に大きく切り替え始め」「CO2排出量を減らしたのに1977年から逆に
地球の気温が再上昇し始めたのだ。『CO2で地球の気温が上昇する』
というIPCC説と、真逆で事実が合わない、そこでIPCC一派は
この科学的事実を無視する」
「これがCO2温暖化説の大嘘の第一」

「中国とインドが猛烈にCO2を排出したのに気温が下がったのは
変だね」(18頁)
「CO2が猛烈に増加し続けた15年間も気温が上昇せず、寒冷化した
のはおかしいとおもわないのかね。」「IPCCのCO2地球温暖化
説は科学的な大嘘」
「ほかにも山のような嘘を『二酸化炭素温暖化説の崩壊』に
実証してある。 

.. 2020年08月07日 06:02   No.1998008
++ タク (社長)…1452回       
三重県とは s
豊臣秀吉の時代、蒲生氏郷が故郷の近江日野の伊勢12万石に転封させられ、松坂の城主になりました。氏郷は城下を商業都市にするため、日野から日野商人を根こそぎ移動させました。これが「伊勢商人」の始まりです。誘致された商人の中には、のちの三井財閥を築いた三井氏もいました。

氏郷はその後、会津盆地に転封されましたが、そこでも漆器や物産を開発し、奥州における経済政策の柱となりました。1707年の創業。団体客がいつ頃、何人くらい伊勢に来るかを、私鉄の特急券の発売状況、貸し切りバスの動きを調べて予測します。こうした情報を各店舗に流し、商品をどれだけ並べるかを決めています。

毎日40万個を販売し、返品率は1年間で1%という、和菓子単品売上では日本一の繁盛ぶりです。海女は、全国に1万人入りといわれていますが、その70%が志摩にいます。そのせいか女性の発言権が強いのです。とくに大王町は海女の街といわれ、約2000人の海女がいます。平均年齢は50歳です。

4〜9月の解禁時には、あわび、さざえ、海胆で月収100万円を稼ぐ海女もいます。志摩は真珠の街として有名です。真珠はアメリカの河川に生息するどぶ貝の殻をあこや貝に入れて作られます。60の島々には明治初期まで天然真珠が生息し、5mm玉の真珠を発見すると家が1軒建ったと言います。

明治の頃、松坂の牛銀本店の初代店主が東京仕込みの牛肉処理技術で1杯1銭1厘の牛めし屋を開きましたが、そのときに使われた肉屋が松坂牛の始まりといわれています。三重県は歴史的な特性を重視すれば関西圏とりますが、地理的な特性を考えれば中部圏となります。勤勉な努力家だから伊勢商人として名を成しました。

三重といえば鈴鹿のF1が有名です。F1グランプリだけでも、全国から15万人もの若者たちが集まるのだから、地域の活性化にも大きく貢献しています。他に、鳥羽の水族館やパルケエスパーニャなどの観光地も多く、開放的な若い女性たちの観光客が多いです。

また、三重の女性は一見堅そうですが、大胆で奔放なところがあって魅力的な人が多いです。三重はフーゾクが少ないところです。いかに、温厚で真面目な男性でも聖人君子ではないのだから、ムラムラすることもあるはずでしょう。

.. 2020年08月07日 07:39   No.1998009
++ 柳田 真 (社長)…574回       
核廃絶ヒロシマの願いが遠のいている
 |  広島原爆75年−広島の叫び、非核を!
 |  日本は核兵器禁止条約に参加を−安倍首相へ望む
 └────  (たんぽぽ舎)

◎8月6日は、広島に原爆が投下された悲しい、残念な日だ。
 しかも今年は75年という節目の年。
 今年は新型コロナで、広島の大衆的集会が開かれなくなった。
 たんぽぽ舎で毎月「日本人は核(原爆と原発)にどう向きあってきた
か」の連続講座の講師を務める岩垂弘さん(元朝日新聞編集委員、
ジャーナリスト)は、毎年8月は広島へ行っていた。今年は75年目の節目
の年なのに、キチンとした集会がひらかれないのは残念と6月、7月頃
から言ってみえた。

◎広島の人々と共に、原水禁世界大会の人々は「日本に核兵器禁止
条約への参加を求め続けてきた」が、今年も安倍首相はノーであった。
 さらに、「黒い雨」原告も落胆した。広島への原爆投下後に降った
「黒い雨」を浴びた人を被爆者と認めた広島地裁判決について、被爆地
入りした安倍首相は6日控訴をめぐる判断を示さなかった。控訴断念の
政治判断の期待を寄せていた被爆者から落胆の声が上がった。

◎昨年8月に、米・ロシア間の中距離核戦力(INF)全廃条約が失効
して、核兵器や世界の安全保障状況をめぐって懸念が増大していると
世界の人々が述べている。
 核をなくすこと(非核)。その中に、原発の廃止もめざして、持続して
努力しよう。
 世界各国から「日本は核兵器をもちたがっている」と疑いの目で
みられる状況を私たちの運動でへらしていこう。

.. 2020年08月08日 08:09   No.1998010


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