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現場が反旗 「誰でも、どこでも、何度でも」視野に
国や東京都がなかなか動かないのを見かねて、都内最多の人口92万人 を抱える世田谷区が、PCR検査の大量拡充に向け風穴をあけようと している。 現在1日200〜300件の検査を10倍の2000〜3000件に増やすという。 10日の参院予算委員会で、このままでは「来月には目を覆うことに なる」と警鐘を鳴らした東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉 教授がアドバイザー。 児玉氏が提言した「世田谷モデル」の実現に向け、保坂展人区長が ワーキングチームを立ち上げ、具体的な検討に入った。 「世田谷モデル」では、PCR検査を大量に拡充することで、まずは 感染者拡大で膨らむ需要に対応。次に、病院や介護現場などエッセン シャルワーカーが無症状でも定期的に検査を受けられるようにする。 (中略) 「誰でも、どこでも、何度でも」検査できる体制を目指す。(後略) (7月31日発売2面より抜粋)
.. 2020年08月01日 08:13 No.1994001
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