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(2010年厚労省総括会議) 10年放置 「PCR検査体制強化、保健所の人員増など明記」 厚労省 コロナ対策に生かせず
厚生労働省が新型インフルエンザ流行後の2010年にまとめた感染症 対策に関する報告書の提言が、事実上放置されてきた。 保健所の組織強化や人員増、PCR検査の体制強化が課題として 明記されているが、新型コロナウイルスの感染拡大まで十分に実行 されてこなかった。 加藤勝信厚労相も国会で、報告書で求められた対応の遅れを認めて いる。
報告書は、政府の新型インフル対応を検証した厚労省の総括会議が まとめた。 国立感染症研究所や検疫所、保健所など感染症対策部門の組織や 人員の「大幅な強化」の必要性を訴えた。 感染研については、米疾病対策センター(CDC)など各国の感染症 担当機関を参考にした組織強化を提言した。 PCR検査体制強化も明記した。政府対応の記録に関しては、意思 決定過程を可能な限り公開する重要性を指摘した。 こうした提言は新型コロナ対策には生かされなかった。(後略) (6月21日朝刊1面より抜粋) 詳しくはこちらより https://www.47news.jp/4933739.html
.. 2020年06月23日 07:13 No.1964001
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