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(その3) | アビガンは新型コロナウィルスの増殖を切断する薬 └──── (信州大学工学部元講師) ※(その2)は6/13発信【TMM:No3957】に掲載
◎ 早期治療は、アビガンを早期投与するか否か、といった問題に なる。妊娠している女性にアビガンを投与できないのは明白であるが、 大きな問題がその先にある。 妊娠していない若い女性がアビガンを服用した場合、その女性は 子供を産めない体になるのか。国民がそれを知ることは、きわめて 重要である。 アビガンは、他の薬同様、服用を止めてから7日後に体から抜ける、 と言われている。だとすれば、アビガンを服用した若い女性が子供を 産めない体になる、などということはあり得ない。
◎ それを実証するのが、第二種感染症指定医療機関である。 第二種感染症指定医療機関に、出産と無縁な高齢の女性がアビガンを 服用し、服用を止めてから何日後に体から抜けたか等の情報を開示する 責務がある。 だが、厚労省はまったく努力していない。
◎ 藤田医科大学が、アビガンを投与した新型コロナウィルス感染患者 1282人のうち、軽症患者の88%、中等症患者の85%、重症患者の60%が 14日後に症状が改善したと発表した。重症患者の32%が1か月後に 亡くなり、5%の症状が悪化したとの発表もあったが、軽症患者と 中等症患者の死亡や症状悪化の発表はなかった。
藤田医科大学の発表以前に、ロシアがより重大な発表をしている。 WHO重症インフルエンザガイドライン委員も務める菅谷憲夫医師に よれば、ロシアは、自国が開発した抗ウィルス薬アルピドールと アビガンの比較臨床試験を行い、アルピドールを120人の患者に投与し、 アビガンを116人の患者に投与したところ、アルピドールを投与した患者 の51.7%、アビガンを投与した患者の61.3%が回復したと発表した。 さらに、アルピドールを投与した中等症患者の55.9%、アビガンを 投与した中等症患者の71.4%が回復したとも発表した。アビガンの圧勝 であるが、アルピドールはレムデシビルに類似する作用の薬 であるらしい。
.. 2020年06月19日 08:39 No.1961001
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