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ステビアは南米原産のキク科のステビアの葉から、熱水で油出し、精製して得られた甘味成分です。主な成分は、ステビオヒドとレバウジオシドです。ステビアの葉は、不妊・避妊作用があるといわれています。
ステビアの葉及び茎から熱水で油出したものを、試料としてラットに18日間与えた実験では、妊娠率が21パーセントと低下し、50〜60日間の回復期間の後でも、36〜48パーセントという避妊率でした。
ただし、これは古い実験で、その後、妊娠可能なラットに対して、その実験の20〜30倍も濃度の高いステビア油出液を、交配期間を含む18日間、飲料水として自由に飲ませた実験では、出産率は83・3パーセントと高く、生まれた子供の数も対照群と変わりありませんでした。そのため、不妊・避妊作用は否定される傾向にあります。
しかし1999年、EU委員会は、ステビアが体内で代謝してできる物質が、創物の雄の精巣への悪影響があり、繁殖毒性が認められたという理由で、使用を承認できないという結論が出ました。
香港でも使用が認められておらず、2020年3月、ステビアを含む日本産のインスタント食品やスナック菓子が市場から取り除かれました。シンガポールでも、ステビアを含む日本製の加工食品が販売禁止になりました。
スモークフレーバー製造用剤は、食品を製造する際に、目的とする食品を効率よくつくるために添加されます。たとえば、こんにゃくを製造する際に、固める目的で使われる水酸化Caやタンパク櫃を分解してアミノ酸をつくる際に使われる塩酸、溶剤として使われるグリセリンなどが、これにあたります。
セルロースは、植物の細胞壁を構成する成分で、ぶどう糖が鎖状にたくさん結合したものです。地球上で一番多い炭水化物です。添加物のセルロースは、海藻セルロース、サツマイモセルロース、トウモロコシセルロースなどです。安全性には問題はありません。
.. 2020年05月13日 06:00 No.1926001
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