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被災し老朽化した東海第二原発の再稼働を断念せよ 新型コロナウイルス感染症災害、地震や津波、噴火、水害と 原発事故の複合災害を起こさないために 4/1日本原電への申し入れ書
日本原子力発電株式会社 取締役社長 村松 衛 様
申し入れ書 2020年4月1日
貴社の東海第二原子力発電所は、9年前の東日本大震災によって 被災し、「あわや」の所で重大事故を免れた被災原発であり、かつ、 1978年の運転開始から42年目となる、設計の古い老朽化した原発でも あります。
私たちは、東海第二原発周辺を含む茨城県民、そして首都圏各地に 生活する市民として、二度と福島原発事故のような原子力災害が 繰り返されることのないよう、声をあげてまいりました。 東京都心部まででも110qほどの「首都圏原発」ともいうべき東海 第二原発は、再稼働させず、安全に廃炉されるべきだと考えています。
この間、このような声を形にして集められた「署名」(提出済みで 63,328筆)をお届けして、貴社の賢明な判断をお願いしてまいりました。 本日、その後に届いた署名を追加提出すべくお伺いいたしました。 そして、すでに提出し、貴社において受け止めていただいていると 信ずるこの署名にある願いに対する貴社の真摯な「回答」をお待ちして いるところです。
村松社長は「地元に最大限の誠意をもって対応している」と 述べられてもいます。貴社が発電してこられた電気は、東京電力を 通してではありますが、首都圏市民を消費者としてきたものです。 最終消費者でもある市民への誠意ある対応も、貴社が電気卸売会社 だとしても求められるものです。 そこで、あらためて、お届けした「署名」への「ご回答」と合わせ て、下記の具体的な質問への回答をもいただきたく、ここに公開して 申し入れさせていただきます。 なお、ご回答は5月15日までに文書でいただくようお願いいたします。
.. 2020年04月05日 06:51 No.1882004
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