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報道されるように安倍首相は小中学校・高等学校を春休みまで休校するよう要請しました。苦渋の決断だったと思います。休校するにしてもしなくてもどちらからも不満は出るでしょう。ただ、東京オリンピックが控えているのでこれを実施して成功させなければ日本国の輝ける未来に暗雲が立ち込めてしまうのはないかと懸念します。
また、2月26日には3月中旬までの2週間として行事の自粛を政府として要請しました。新型コロナウイルスの基本的な特性がまだ不確定です。北海道では突発的に罹患者が増えており、何のためにマラソンを東京から北海道に移したのかわからなくなってきました。不明点が多いので、当面はできるだけ安全性を考慮して判断して頂きたいと思います。
政府の要請に過剰に反応して小規模なイベントや街頭宣伝まで「自粛」が続出している状況でいるのに、日本オリンピック委員会のホームページトップには新型コロナウイルス関連の記事はアップされていません。一部の施設の休館はありますが、知らないで来館する方がいるとすればショックでしょう。トップに出すべき情報ではないでしょうか。
国際オリンピック委員会の委員の発言ですが新型コロナウイルスが収束の判断は5月下旬がリミットと発言しました。ではどの状態で収束と判断するのであろうか。いま発表されているのはあくまで感染者のうち発見された数であり、実数は今もわからないのです。
安倍総理は「開催に全力を尽くす」と発言しています。日刊ゲンダイでこの問題が取り上げられ、オリンピック開催への影響を怖れて「できるだけ感染者を見つけない」策略を弄していると指摘しています。安倍総理には「福島の汚染水はアンダーコントロール」の前歴があります。開催を強行するために隠蔽で収束を宣言するのではないかと言うことです。
日本は世界2位の新型コロナウイルス汚染国、安倍政権、感染者数を少なく改ざん(前略)この期に及んで安倍政権のやったことは、なんと感染者数を少なくみせるための数字の改ざんだった。(中略)結局、安倍政権が感染症の専門家を集めた対策会議の初会合を開いたのは、発生から実に2ヶ月以上経った2月16日のことだった。「週刊金曜日」2020.2.21抜粋)
.. 2020年03月01日 09:02 No.1861001
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