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■--謀略
++ 六 (大学生)…94回          

石原莞爾は謀略を用いることは、ほとんどなかったと思うが、ハワイ海戦、マレー沖海戦で勝利した時、こんなことを言って笑ったという。「惜しい。全く惜しい。俺(石原)だったら、ルーズベルト大統領夫人が、一億円日本から貰ったらしい、そしてハワイの秘密を全部知らした。海軍長官ノックスが二千万円貰った。といってやるのだがナア。こんな時は普通の理性では考えられないことが信じられるものだ。非常に大きな衝動をうけるとそうなる。関東大震災に匹敵する大衝動をアメリカの中枢部は受けている時だから、悪戯すれば相当の悪戯ができる状況だ。『これは極秘だ。誰にも言わんでくれ』といってアメリカに通じそうな人にそっと話すんだ。」 当時の一億円は今だと、一千億を下るまい、一兆円くらいか。半分冗談だろうが、謀略を考えても石原らしい。謀略には、陰湿なものから、あとあとまで害をのこすものもあるから。
.. 2009年06月21日 10:15   No.185001

++ タク (社長)…283回       
マレー沖海戦は、12月10日午後2時過ぎ、日本海軍航空隊の雷爆攻撃機隊は、イギリスがアジア植民地の守護神として期待を込めてシンガポールへ派遣し、不沈戦艦と豪語して世界に誇った、新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズ号(36.750トン)と巡洋戦艦レパルス号(32.074トン)の巨艦2隻を、世界の戦史上に前例がない、航空機による雷撃と爆撃で見事に撃沈した。この海戦によってイギリスは、アジア植民地防衛の中核とした、最新鋭の巨大戦艦2隻を一瞬にして失いシンガポールを基地とする東洋戦艦が無力となったのです。

マレー沖海戦での日本軍の勝利は、重要な時期であっただけに、英軍はもちろん連合国軍の将兵全般に士気の低下をもたらし、逆に日本軍将兵の士気は大いに高揚されたのです。この勝利は、日本海軍航空隊が、イギリス東洋艦隊の主力戦艦2隻を撃沈し、空軍を壊滅して、マレー・シンガポール方面の制空制海権を手中にしたという直接的な戦闘の勝利だけでなく、世界史の上で2つの大きな影を遺した。

その1つは、それまで各国海軍の主流をなしていた、巨大戦艦を中核とした大艦巨砲主義が無用の時代へ移ったことです。事実、この後の海戦では、航空機を主力にした戦闘に移行しています。2つ目は、開戦3日目の日本軍の勝利は、それまで白人の植民地支配に虐げられていたアジア諸民族に、「イギリスは張り子の虎であった。日本は強い。アジアの植民地は解放されるだろう」と、大きな期待と自信を持たせたことである。さらに、この海戦の勝利により、その後の日本軍の東南アジア全域の作戦に、各地の住民がアジア民族の誇りをもって日本軍に協力したのです。

.. 2009年06月23日 07:29   No.185002


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