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伊方原発絶対廃炉! | 重大なミスや事故直前の事態を何回も起こしながら | 「たった3日間の謹慎」ふざけるな! └──── (伊方から原発をなくす会 1/30記)
◎ ことの起こりは、1月7日。2017年10月に行った定期検査で燃料の 取り出し後にする放射能性物質の流出を防ぐための空調装置の 点検作業を、燃料を取り出す前にする『ミス』をしたと発表。 続く12日、燃料集合体取り出しに向けて上部の構造物を吊り上げる 際に制御棒1本を引き上げる『異常』が起きたと発表。
まだまだ続く20日、燃料集合体を点検装置に移動させた際に、 燃料集合体が点検装置のラックに乗り上げたことを、荷重が急減した ので燃料集合体落下信号が発信されたと発表。
あの規制委員会のあの更田豊志委員長が「私の知る限り前例はない」 と苦言を発したのは制御棒引上事故のとき。 その後は、日本初のMOX燃料の取り出し作業での失態続きで言葉を 失ったのか何も聞こえてはこない。
◎ 四国電力は『ミス』だの『異常』だの『誤作動』だの『事故』を 軽微に感じさせる言葉を駆使し、「環境への放射能の影響はなかった」 と繰り返す。 現時点において、これらは『人的事故』であって、環境への影響が ないのは当たり前のこと。
問題は環境に影響どころか、環境を放射能汚染し、地域住民を被曝 させる可能性が高い事故を起こしたこと。 このいかにも「環境に影響はなかったのだから問題ない」という驕り たかぶった体質に、激しい怒りを禁じえない。
◎ まだまだまだ続く1月25日、1号機から3号機の設備に外部から 電源を供給する送電関連設備の交換をしていた際に、遮断機が作動して 外部交流電源喪失。 1、2号機は別の外部電力からの受電に切り替わったが、3号機は 約10秒後に非常用ディーゼル発電機が自動起動し、約30分間、電力を 供給したと発表。 この重大事故に対して、「10秒で非常用ディーゼル発電機が自動 起動した」と四電社長。さらに使用済MOX燃料16体を含む使用済 燃料プールの温度が1.1度上昇したにも係わらず「一瞬とはいえ…」と 謝罪した。
.. 2020年02月01日 07:25 No.1840001
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