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伊方原発3号機の運転差し止め仮処分(広島高裁)−住民側勝利 | 地震が起きなくてもいつ事故になるかわからない | └──── (伊方から原発をなくす会)
◎ 伊方原発3号機の運転差し止め仮処分即時抗告審において 広島高裁で住民側が勝利しました。 決定では地震の影響、火山の影響の両方を認めたものでした。 伊方原発は現在定期点検中ですでに停止中です。 この決定によって3月29日に予定していた再稼働は できなくなりました。
◎ この決定は私たちにとっては当たり前の決定です。 四国電力は昨年、高圧注入ポンプから普段より多いミストが発生。 その原因がわからないまま運転継続。「特重」施設建設現場で荷物 落下。そして定期点検中、燃料棒と一緒に制御棒を抜き取って そのまま7時間放置するという前代未聞のトラブルを起こしています。
◎ 福島第一原発事故の後、四国電力は、「伊方では電源がなくなれば 制御棒は自然に落ちるから問題ない」と豪語していました。 にも関わらずわざわざ制御棒を抜くなど冗談にもなりません。 地震が起きなくてもいつ事故になるかわからない。 こんな恐怖をいつまで地元住民に与え続けるのでしょうか。 今回の裁判結果を活かして労働者市民の力で原発を廃炉に 追い込むことが必要です。 是非全国のみなさんからこのまま廃炉にするよう抗議、要請を お願いいたします。
☆関連報道1
伊方原発、運転差し止め 広島高裁仮処分 地裁支部決定を取り消し 原発の沖合600mにある中央構造線も活断層の可能性がある 地震が起きた場合は伊方原発に四電が想定する 2〜3倍の揺れが生じるとの意見書
(1月17日14時24分「毎日新聞」より抜粋) 詳しくはこちらを https://mainichi.jp/articles/20200117/k00/00m/040/139000c
.. 2020年01月20日 05:40 No.1832001
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