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島根の女性は現代のヤマトナデシコという見方をする方がいます。島根は離婚率が少ないのですが、縁結びの出雲大社があるせいではなく、島根の女性の気質によるところが大きいと分析されています。島根の女性は控えめで何事にも慎重です。
辛抱強いし、結婚すると夫を立てる良妻賢母タイプの人が多いのです。たとえば、地方の場合、車で通勤するから、夫が仕事の帰り飲んでしまうと「代行」を利用することになります。ところが、島根の場合は、夜遅くとも家に電話すれば、奥さんが車で迎えに来てくれるのです。
竹内まりやや、田中美佐子が、そうではあるのかわからないのですが、島根の女性は、まさに現代のヤマトナデシコなのです。このような気質だから、離婚率が少ないのです。離婚率は毎年発表されていますが、地域順位に大きな変動はありません。
これは環境が影響しているからでしょう。以前、県民性についてのTV番組で、取材クルーが「実は、今日の男性陣は全員北海道出身なのです。ぼくらは周りが離婚するのを間近に見て育ったから、離婚に対して抵抗がない。だから、何かのきっかけで簡単に離婚してしまいそうです」といっていたのが、印象に残っています。
年々、日本人は我慢強さを失いつつあります。さらに、キレル夫が増えてDVも着実に増加しています。また、30代は4人に1人、40代は3人に1人、50代は2人に1人はセックレス夫婦という状況だから、この先も離婚が増えるのは間違いないでしょう。
もちろん、「離婚」イコール「不幸」とは限らないのですが、女性の側からみると、女性が前夫から受け取る一時金の平均額はわずかに414万円です。養育費など、毎月の定期金の平均も7万1000円に過ぎません。
また、離婚後、生活が苦しくなったという人が六割にも達しています。離婚して豊かになるのは、1部の芸能人や実業家の妻だけなのです。ソロバン勘定から考えても、「あせり婚」や「できちゃった婚」等は避けたいものです。
.. 2020年01月15日 09:00 No.1830001
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