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原発事故被害「見えない化」のカラクリ 隠される避難者 復興庁の統計に入らず 4万1000人(2019年11月) ピークの4分の1 帰還の意思なし、持ち家・賃貸へ転居 進まぬ汚染調査 ないことにされれば支援失う モニタリングポスト撤去や甲状腺調査縮小検討
復興庁の統計によると、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故に 伴う福島県の避難者が4万人程度まで減った。ピーク時の4分の1に 相当し、「2020年度の避難者ゼロ」という県の目標に近づいた印象を 受ける。 ただ、この統計にはカラクリがあり、「消えた避難者」が少なからず いるのだ。 原発事故の被害は発災直後から曖昧にされてきた。 被害者が「いないこと」にされかねない悪弊を放置して いいわけがない。 (12月23日20,21面「こちら特報部」より抜粋)
.. 2019年12月28日 05:57 No.1821008
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