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安倍政権の予算案102兆円に≪異議あり≫ | たががゆるんだ大盤振る舞いの予算、財政再建に逆行する | 防衛予算最高の5.3兆円に大反対、米国追従だ | 原発・高速炉研究40億円はおかしい…仏政府も中止したのに └──── (たんぽぽ舎)
◎安倍政権の2020年予算案=102兆円に≪異議あり≫だ。たががゆるんだ 大盤振る舞いの予算であり、財政再建に逆行する予算だ。 政府の見込みとしても長期債務残高が2020年度末に前年から8兆円も 増えて1,125兆円(対GDP比で197%)に達するという、 過去最高額である。
◎防衛費は前年より1.1%増の5兆3133億円、6年連続で過去最高を 更新している。 トランプ米大統領の「米国製品を買おう」に応じて、米国追従で、 超高額戦闘機など兵器の購入も続く。米国のF35B6機の購入に 793億円(1機あたり132億円)。 防衛費の増加は安倍政権発足以来、8年連続のひどさだ。 「不十分な生活保護費」をさらに削るという神経の内閣が、兵器の お金は増大する、この理不尽さに怒る。
◎原発でもひどい予算だ。一例として、「高速炉の開発費」としての 40億円計上に反対する。 フランスの高速実証炉(アストリッド)は仏政府から実体的に中止の 方針が出されている。 「もんじゅ」を断念しながらも、なお日本核武装を狙う執念からか= 高速炉研究に40億円のムダ金だ。こういうお金があるならば、2011年の 東電福島第一原発事故の被害者にもっと誠意ある対応をすべきだ。 2020年の予算案は後世の史家から酷評をうけるだろう。
.. 2019年12月22日 06:40 No.1818005
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