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■--2019年11月30日(土)
++ 地震と原発事故情報 (幼稚園生)…1回          


               5つの情報をお知らせします
                        転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.11.27「廃炉デー大アクション」に参加して
   デモのとき「茨城が先頭」といわれ、私たちは感激もし、
   たくさんの人ごみの中でのデモは、とても新鮮
   さよなら原発ひたちなか市実行委員会は毎月1万から
   1万5千部の「さよなら原発ニュース」を地域に配布
              荻 三枝子(茨城県ひたちなか市)
★2.東電による日本原電への資金援助2200億円はとんでもない!
   共倒れになるぞ!
   福島第二原発の廃炉に4100億円も必要 もっとかかる可能性大
  柏崎刈羽原発の安全対策費にも1.2兆円必要
   東京電力は福島第一原発事故収束と被害者救済を最優先しろ!
   柏崎刈羽原発再稼働するな!
   放射能汚染水の海洋放出反対! 避難者の住居を奪うな!
   12/4(第75回)東電本店合同抗議のご案内
             渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.あらゆるいのちのために、原発をなくす
   老朽原発うごかすな!高浜原発から関西電力本店まで200km
   リレーデモ…7日目(11月29日)現地から
           青山晴江(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.稲田朋美、世耕元経産相もカネを…まだ「関電疑惑」は
  終わっていない…ほか
  メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
                  黒木和也 (宮崎県在住)
★5.新聞より2つ
  ◆ふるさと失いたくない「事故の責任 首長がとれるのか」
   復興支援取り組むバンドボーカル TOSHI-LOWさん
         (11.28東京新聞【茨城】
            東海第二原発《再考再稼働2》より抜粋)
  ◆核エネ脱却 研究に転換を 広域避難計画課題多い
   東海第二は日本で最も危険な原発だ
   東海村前村長・村上達也さんに聞く
         (11.29東京新聞【茨城】
            東海第二原発《再考再稼働3》より抜粋)
.. 2019年12月01日 06:40   No.1802001

++ 島村英紀 (社長)…512回       
フランス南部で16年ぶり「大地震」も日本では…
 |  原発耐震基準の「想定外」とは
 |  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その324
 └──── (地球物理学者)

 先週、フランスで16年ぶりに大きな地震が起きた。フランス南部の
内陸地方だ。
 とはいっても、マグニチュード(M)は5.4。日本ではありふれた
地震だ。大地震の仲間には入れて貰えまい。
 もともと大きな地震が少なく、石造りの家が多いフランスでは、
家屋が損壊する被害が出ている。9〜12世紀に建てられた教会や村の
学校も壊れた。1人が重傷、3人が軽傷を負い、震源地のテイユ村では
250人が3つの体育館に避難した。県知事は当面の間、家屋の中に
入らないよう住民に呼びかけている。

 フランスでは年間に約600回の地震が起きている。そのうち有感地震は
せいぜい10〜15回ほどにすぎない。日本では、年に数万回も地震が
起きる。有感地震だけでも年1500回を超え、M8、ときにはM9が
起きる日本とは大違いなのだ。
 英国でも数年前に「クリスマスに震度1」が新聞のトップ記事になった
ことがある。これも小さな地震だった。

 一方で、フランスは原子力発電の大国でもある。国内19ヵ所に58基の
原子力発電所を持ち、生産電力の72%(2017年)を原子力でまかなって
いる。日本とちがって、内陸の川沿いに原発は多い。
 今度の地震でも内陸のクリュアス原発が震源から23キロのところに
あったし、26キロのところにはトリカスタン原発やウラン濃縮施設が
あった。

 「フランス電力」(EDF)は地震後、クリュアス原発の4基の原発
すべてを「詳細な点検」のために停止した。ウラン濃縮施設も停止した。
 どちらの原発や施設もM5.2までの地震には耐えられるように設計
されているという。フランスでの原発の耐震基準は、その地域で過去に
起こった地震の最大マグニチュードに0.5を加えて設定されている。
今回の2ヵ所の場合は、1873年に起きた推定M4.7の地震に0.5を
加えたM5.2になっているのだ。

.. 2019年12月03日 08:27   No.1802002
++ 島村英紀 (社長)…513回       
だが今回の地震はM5.4であり、たった0.2の差だが、地震の
エネルギーは約2倍も大きい。それゆえ、この規準に照らせば
想定外だ。そのため、安全性に対する懸念の声があがっている。
 福島第一原発はM9の東北地方太平洋沖地震に襲われた。この大きな
地震は「想定外」とされている。

 フランスでは、地震計が動き出してから最大の地震は2003年に
フランス北東部のヴォージュ県を襲った地震(M5.4)だった。
 だが、1356年にスイスではもっとずっと大きな地震が起きて、
バーゼルの市街が壊滅したことがある。
 また、ポルトガルでも1755年の地震で大津波が首都リスボンを襲って
当時のリスボンの人口28万人のうち9万人もが死亡したこともある。

 今回、原発を運用するフランス電力は地震の翌日にクリュアス原発を
メディアに公開し、安全性をアピールした。
 今回は安全だったかもしれない。だが、地震の歴史よりもずっと短い
歴史しかない人類が知らない地震は多い。
 将来とも安全かどうかは、地震学者でも分からないのである。

.. 2019年12月03日 08:44   No.1802003


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