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日本にとっての戦争と言えば、1945年に終戦を迎えた大東亜戦争が最後ですが、その後、世界はさまざまな戦火につつまれました。そして東西冷戦が崩壊した1990年代以降、そして9・11を契機とする21世紀になって、戦争のあり方は大きく変化したのではないでしょうか。
アジア人が集まってわざわざ欧米人の真似をしている様を、もし地球の外側から宇宙人が見ていたら、さぞかし不思議に思うことでしょう。今の世界秩序は、欧米流を倣ってつくられてきました。近代科学や思想は欧米から生まれ、明治維新後の日本はこれを必死に受け入れて国をつくったし、終戦後の社会づくりにはアメリカの大きな影響を受けてきた。
時が経ち戦争を体験された方の多くが鬼籍に入られた今、微力ながらもいかにして恒久平和を実現するかを模索してきた我が石原莞爾平和思想研究会の存在意義と役割が重要なものとなってくると確信いたしております。世界の人々の意識は少しずつですが確実にそして大きく変化してきています。
過去にはパリで同時テロ、コンサートホール、競技場、レストランなど8か所で大勢の市民が犠牲になりました。フランスのシリア領内空爆に対する報復だとISは犯行声明を出しています。21世紀の時代、宗教の違いだけでは戦争にはなりません。それが宗教戦争にまでになるのは、そこに理不尽な差別と貧困が加わるからだと感じます。
シリア紛争や欧州への難民問題、さらには世界レベルの貧富の格差などの問題に結びついています。安倍総理が言う対テロ、「国際社会と連携」とは、米英にお金を払って日本の血税で空爆や軍事作戦を行うということでしょう。「テロに屈するな」に同調することになれば、自衛隊派遣も堂々と日米同盟の下に中東に送られることになるでしょう。
現在大きな問題になっている、安倍政権による「集団的自衛権の行使容認」「TPP」「PKO」「戦後談話」これらは全て米国から指示されたレポート内容になっています。当然ながら日本の国益を前提にしていないので、国会などで質問をされても、安倍総理をはじめ誰もがまともに答えられないのです。
.. 2019年11月23日 08:57 No.1797001
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