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島崎邦彦<葬られた津波対策 規制委の前委員長と前委員長代理は間違った原子力規制行政を 造っておいてなぜ今ごろ発言? 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その212 (再稼働阻止全国ネットワーク)
田中俊一前原子力規制委員長が月刊「選択」11月号の巻頭インタ ビュー<日本の原発はこのまま「消滅」へ>はなかなか強烈だ。 以下に田中氏の発言を引用する。 < ○福島第一原発での事故を踏まえて考えると、原子力業界が姿勢を 徹底的に正さなければ、日本の原子力に先はない。残念ながら原子力 政策の見直しもされないままなので、この国の原発はフェードアウト する道を歩んでいると眺めている。 ○日本の原子力政策は嘘だらけでここまでやってきた。結果論も含め 本当に嘘が多い。最大の問題はいまたに核燃料サイクルに拘泥して いること。 ○日本の原発は…嘘で世論を誤魔化しながらやるという風土があった。 そこにつけこまれて、今回のように、原発マネーを狙う汚い人間が 集まってくる原因にもなった。 ○(再処理工場について)世界でそんなことをやろうとしているのは 日本だけだ。米国をはじめ多くの国は当面、使用済み燃料を乾式容器に 入れて原発敷地内に蓄積し、いずれ直接処分する道を目指している。 ○日本が安定して必要な電力を確保するための方策を多面的に議論する ことである。その上で原発の必要性について国民の判断を求める べきだろう。 ○しかし、政治・行政は本質的な議論から目を背け、センセーショナル な部分ばかりを取り上げるマスコミの責任も重い。今回の関電の問題は 犯罪にも近い行為だと思うが、これを表面的に批判しても意味がない。 ○…今のままでは原子力利用を支える人材がいなくなるが、…、残念 ながら日本の原発は一回なくなるんじゃないかとみている。>
よくぞ言ってくれた!私たちが3.11以後にずっと訴えたきた ことが間違っていないことの証明だ。 それにしてもよく言うよ! 「原子力規制委員会設置法」の目的や衆議院・参議院の附帯決議を 無視して既存原発54基の再稼働を推進してきた原子力規制委員会の 委員長がなぜ在職中にこの発言どおりの規制行政をしなかったのだ? 規制委が発足する前2012年9月
.. 2019年11月14日 08:02 No.1791001
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