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日頃は当会の運営に対しましてご理解とご協力を賜りますことを厚く御礼申し上げます。これからもご指導ご鞭撻よろしくお願い致します。さて、戦後70年以上が経ち戦争を体験している方も随分と激減しており、ますます石原莞爾平和思想研究会の役割が重要なものとなってきております。
アジア諸民族の共通理解にとって大切なことは、欧米白人による搾取、精神的、文化的、経済的な独立ということではないでしょうか。歴史を振り返り、もし白人諸国家の勢力拡大・植民地支配がアジアに及ばなかったら、アジアはもっと別な形で平和的に共存していたことでしょう。
17世紀初のイギリスのインド侵略、19世紀末の中国のアヘン戦争など、欧米諸国家によるアジアの植民地獲得競争は、否が応でも日本を独立維持のため軍事優先国家に変貌させました。もしも日本が抵抗して、戦わなかったら今頃アジアは白人の奴隷として自由を奪われていたのです。
歴史を学ぼうとしない日本人は、白人社会のマインドコントロールから脱して自らの想像力を働かせるべきです。それには石原莞爾平和思想研究会の推薦する書物をお読みいただきたい。世界史の本質とは、400年間に渡ってアジア、アフリカそして南北アメリカ、すなわち全世界が、白人帝国主義によって奴隷化されてきた歴史と言っても過言ではありません。
中国・韓国の両国と日本も、長く同じ漢字文化圏として互いに争わず共存共栄してきたものを、不幸にして19世紀以来、白人諸国化の共同戦略によって互いに憎み合い、争うように仕向けられてしまいました。この状態は戦後70年以上を経てもなお続いています。今でも基本的には、白人によるアジア侵略支配の構図は変わっていないのです。
日米関係をみると、日米安保条約に名を借りた米軍の日本監視目的の駐留、グアム移転費の天文学的経済負担など、アメリカの年次報告書に従わされて法律は次々と改悪され、過去には郵政改革の名目で国の安全基盤であった郵便貯金をアメリカ金融資本に吸い上げられることになり、危ない牛肉までも食わされる事となりました。
.. 2019年10月26日 07:43 No.1777001
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