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原発再稼働を推進する原子力規制委員会 「事故分析検討会」も「事故調査に係る連絡・調整会議」も | 事故を小さく見せる? | 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その208 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)
原子力規制委員会は、9月11日の定例会議の議題3「東京電力福島 第一原子力発電所事故に係る継続的な調査・分析の進め方について」 で、「東京電力福島第一原子力発電所における事故分析に係る検討会」 の再開と、「福島第一原子力発電所の廃炉及び事故調査に係る連絡・ 調整会議」の立ち上げとを決めた。 どちらも再稼働推進・被曝強要の委員会らしい対応である。
○「東京電力福島第一原子力発電所における事故分析に係る検討会」 の再開 この検討会は、規制委が東電福島第一原発事故原因を検証せずに 「新規制基準」を作り甘い甘い適合性審査を開始した後、2013年5月に 由々しき者(ゆゆしきしゃ、有識者?)ばかりを集めて開催し、国会 事故調が指摘した地震による東電福島第一原発事故発生の問題を追及せ ずに、1年後の2014年7月に「中間報告」をまとめた(本シリーズ< その22国会事故調を敵視し「吉田調書」を無視する規制委〜「事故の 分析に係る検討会」中間報告書確定><その206東電福島第一原発事故 原因を誤魔化して原発を再稼働する東電・経産省・規制委〜「文芸春秋 9月号」と「岩波科学8月号」が明らかにする地震原因〜)。 当然、この日の委員長記者会見では、NHK他が事故原因究明につい て追求した。 例えば、次の質疑応答をご覧いただきたい。
記者:新潟県の技術委員会が民事裁判で、電源喪失が津波が原因なのか どうか、今でも議論されていたりするのですけれども、規制委員会は 既に一度、詳しく調査をされて、電源装置は津波の影響であるという 結論を一回出されているのですけれども、この点について再調査され るおつもりはありますでしょうか。
.. 2019年10月01日 09:08 No.1758001
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