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■--東電福島第一原発事故原因を追及せずに
++ 木村雅英 (社長)…397回          


   原発再稼働を推進する原子力規制委員会
   「事故分析検討会」も「事故調査に係る連絡・調整会議」も
 | 事故を小さく見せる?
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その208
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 原子力規制委員会は、9月11日の定例会議の議題3「東京電力福島
第一原子力発電所事故に係る継続的な調査・分析の進め方について」
で、「東京電力福島第一原子力発電所における事故分析に係る検討会」
の再開と、「福島第一原子力発電所の廃炉及び事故調査に係る連絡・
調整会議」の立ち上げとを決めた。
 どちらも再稼働推進・被曝強要の委員会らしい対応である。

○「東京電力福島第一原子力発電所における事故分析に係る検討会」
の再開
 この検討会は、規制委が東電福島第一原発事故原因を検証せずに
「新規制基準」を作り甘い甘い適合性審査を開始した後、2013年5月に
由々しき者(ゆゆしきしゃ、有識者?)ばかりを集めて開催し、国会
事故調が指摘した地震による東電福島第一原発事故発生の問題を追及せ
ずに、1年後の2014年7月に「中間報告」をまとめた(本シリーズ<
その22国会事故調を敵視し「吉田調書」を無視する規制委〜「事故の
分析に係る検討会」中間報告書確定><その206東電福島第一原発事故
原因を誤魔化して原発を再稼働する東電・経産省・規制委〜「文芸春秋
9月号」と「岩波科学8月号」が明らかにする地震原因〜)。
 当然、この日の委員長記者会見では、NHK他が事故原因究明につい
て追求した。
 例えば、次の質疑応答をご覧いただきたい。

記者:新潟県の技術委員会が民事裁判で、電源喪失が津波が原因なのか
どうか、今でも議論されていたりするのですけれども、規制委員会は
既に一度、詳しく調査をされて、電源装置は津波の影響であるという
結論を一回出されているのですけれども、この点について再調査され
るおつもりはありますでしょうか。
.. 2019年10月01日 09:08   No.1758001

++ 木村雅英 (社長)…398回       

更田委員長:…電気を生むところだけではなくて、電気を伝えるところ
も含めて水をかぶってしまった。ここが非常に大きな原因で、これに
関しては、津波の遡上記録等々に関しては、これまでも証拠は明らか
ですので、そういった意味で、今おっしゃった内容について改めて調査
をすることが何か意味を持つ、ないしは新たな結果を与えるということ
は、可能性は極めて小さいとは考えています。

記者:あわせて、地震動による機器や配管への影響も、例えば、東電
福島第一原発1号機の電源喪失で、地下の以前事故があったような海水
配管が破断しているとか、そんな可能性も全くないわけではないと思う
のですが、そこについてはどのようにお考えですか。

更田委員長:…こう考えればつじつまが合うというのは、それが原因だ
ということとは全く別のことです。…。さまざまなストーリーが言われ
ていて、そのストーリーを完全に否定するような材料はなかなか得にく
いけれども、しかしながら、それは一つのストーリーにすぎなくて、そ
れが真実であるかどうかを特定するのは大変難しいことだと思います。

 要するに、多くの専門家が指摘している地震による配管破断について
何も調査・検証するつもりがないのだ。そんなことをすれば、「新規制
基準」の前提が崩れるからだ。
 勿論、この検討会には更田委員長・原子力規制庁・JAEAの他には
2人の外部専門家だけで、残念ながら田中三彦さん・後藤政志さん・
井野博満さん・山崎久隆さんらは入らない。

○福島第一原子力発電所の廃炉及び事故調査に係る連絡・調整会議
 上記検討会と並行して、資源エネルギー庁、原子力規制庁、原子力
損害賠償・廃炉等支援機構、東電など原子力マフィアたちが四半期に
1回集まって、原子力緊急事態宣言下のオリンピック・トリチウム汚染
水の希釈海洋投棄・中間貯蔵問題・廃炉手順見直しなどをするつもりだ。
 「統一された認識のもと」何を隠して何を明らかにするのか?
 しっかり監視しないといけない。

.. 2019年10月01日 09:17   No.1758002
++ 坂東喜久恵 (高校生)…68回       
東海村JCO臨界被ばく事故から20年―19回目の追悼と抗議
 |  事故の教訓を生かせない政府・経産省資源エネルギー庁へ
 | 「JCO臨界被ばく事故を忘れない」
 |  「東海第二原発の再稼働を許さない」とアピール
 └────  (たんぽぽ舎)

 今年は東海村JCO臨界事故から20年になりました。毎年事故の当日
9月30日に経産省前での抗議行動を行っています。
 日本で最初の放射能による犠牲者と、多くの住民被ばくを起こした
この事故に対し、追悼と抗議を開催してきました。
 この20年の間に2011年3月11日には、東京電力福島第一原発の過酷
事故が発生しました。

 政府はJCO事故の教訓を生かし、直ちに住民の被ばくを防止する
対策等をきちんとしなければならなかったのに、犠牲になった作業員に
責任を負わせ収束を図りました。
 この政府・原子力産業の無責任が、福島第一原発事故の被害を大きく
しました。

 この日、9月30日(月)は経産省別館前(資源エネルギー庁が入って
いる)に、喪服や喪章をつけた32名が集合。抗議集会を開催しました。
 山崎久隆さんから「事故の教訓を全く生かせない政府の責任を
追及」。柳田真さんより「前日の東海村での行動の報告と東海第二原発
の再稼働を許さない今後の取り組みを」。
 山谷から藤田五郎さんが、「労働者の被ばく問題」。「経産省前テン
トひろば」から佐藤保さんが、「今も毎日座り込んで頑張っている」
という報告。
 元臨界事故調査市民の会の渡辺寿子さんより「JCO臨界事故は超兵
器級プルトニウムを生産する高速実験炉『常陽』の燃料製造過程で起き
ました。政府はそれを隠すために事故後3ヶ月で報告書を出し、幕引き
をしました。『死に体』となっていた『常陽』を復活させようとする
策謀が今、始まっています」との提起がありました。
 中村泰子さんから「被曝労働者の闘い」について発言がありました。
 JCO臨界被ばく事故「追悼と抗議」行動の当初からかかわってきた
渥美まさずみさんからは、「いつまでも政策転換できない日本政府への
怒り」をしっかりアピール。

.. 2019年10月04日 08:57   No.1758003
++ 横田朔子 (中学生)…32回       
どう考えても東海第二原発は廃炉が正しい!
 |  JCO臨界事故20年の教訓からもっと学べ!
 |  10/2(水)日本原電本店前抗議行動報告
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 10月2日(水)17時より17時45分まで、秋葉原の日本原電本店前で毎月
定例の抗議集会が開かれた。
集会は司会の小熊さんの開会宣言でスタート。

◎主催者あいさつ
 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」世話人の柳田 真さんから、
 「1.20年前、茨城県東海村で原子力の大事故が起きた。JCO臨界
被ばく事故である。2名が死亡、666人が被ばく、30万人が自宅待避
した。当時の自民党小淵内閣は組閣を「延期」して、この原子力事故の
対策に取り組んだ。
 2.日本原電は東海村に東海第二原発(110万kW、沸騰水型)をもって
いるから、この事故の事をよく知っている筈だ。JCO臨界事故の
「教訓」からもっと学んでほしい。それは、原子力は大きな事故=惨事
を起こす、死者も出る、被ばく者もたくさん出る、一つの地域(市・
県)が住めなくなる、という教訓だ。3.ましてや41年目のオンボロ・
被災原発で、お金もない会社が再稼働をめざすなんて(3000億円から4000
億円ものお金の工面も大変)ムリムリの話である。JCO事故20年目の
教訓に学び、東海第二原発の再稼働をやめてもらいたい。
原発なくても電気は十分足りているから。」とのあいさつを受けた。

◎3人のスピーチ

 1.茨城の佐藤眞一さん(いのちをつなぐ会)は、初めに「どう考え
ても東海第二原発は廃炉が正しい」とキッパリ言い、「JCO臨界事故
に学べば、東電福島第一原発事故は起こらなかった」「茨城県民は75%
以上が東海第二の再稼働に反対している。150km圏内には3000万人が
住んでいる。県内の44市町村の内、29市町村が再稼働反対の意見書を
採択している。東海第二の20年運転延長はあり得ない!」と強い口調
で訴えた。

.. 2019年10月06日 05:56   No.1758004
++ 横田朔子 (中学生)…33回       
 2.次に、毎週水曜日の昼休みに原子力規制委員会の前で抗議行動
を続けている木村雅英さん(再稼働阻止全国ネットワーク)は、「原
子力マネーの汚さがハッキリした。関電以外にも全国の電力会社で
起こっているかもしれない」と金まみれの関電の問題に言及。
 更に、トリチウム汚染水の海洋投棄の問題に触れ、「9月27日(金)
資源エネルギー庁の汚染水対策検討会議を傍聴したが、この日海洋
投棄は決定されなかったのはひとまずよかった」との報告があった。

 3.最後に千葉の山本 進さん(千葉県原発訴訟の原告と家族を支援
する会)は、「福島から避難してきた人たちは、裁判で闘っている。
10月11日(金)14時から国と東電の責任を追及する『福島原発被害千葉
集団訴訟第一陣東京高裁控訴審第5回口頭弁論』が開かれるので、
多くの皆さんが傍聴し、応援してほしい。国の責任がないなんてあり
得ない!」と怒りを込めて皆に支援を訴えた。

◎音楽隊のメンバー脱原発を歌う!
 久しぶりに登場した明るく元気いっぱいのあすなろさんは「童神(
わらびがみ)」を三線の弾き語りで聴かせ、ジョニー・Hさんは「
原発御用!」「野菜デモのテーマ」等鋭い風刺の替え歌を、さらにこの
日は佐藤周平さんのトランペットも加わり、闘う音楽隊の演奏が夜空に
響き渡った。集会にはいまやなくてはならない存在だ。

◎中村泰子さんによるシュプレヒコールで、「東海第二原発再稼働
反対!」「老朽・被災の東海第二今すぐ廃炉!「危険な原発今すぐ
廃炉!」等々、力強いコールと共に参加者は日本原電本店に向かって
怒りのこぶしをあげた。

◎最後に、永野 勇さん(「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
世話人)が、1.9月19日の東電元幹部3人の無罪判決に対し、指定
弁護人は控訴した。2.日本原電が9月24日、特重施設の申請を行った
事を報告。

.. 2019年10月06日 06:04   No.1758005
++ 横田朔子 (中学生)…34回       
当面の行動提起として、
 1.『東海第二原発再稼働の工事中止を求める署名(第二弾)』を
 積極的に取り組もう。
 2.年内最後の大行動として、“11.27廃炉デー大アクション”
 (署名の提出行動、デモ行進、日本原電包囲行動)に国会議員・メディ
 ア・茨城現地の多数の参加を呼びかけ、日本原電を多くの人間の鎖(
 ヒューマンチェーン)で攻めていこう!と力強く提起し、この後18時
 30分からの「東電本店合同抗議行動」への参加を呼びかけ、45分間の
 抗議集会を終えた。参加者は約60人。

◎ちょっと嬉しい話!
 16時30分ころより集会の準備中、原電前のポストに投函に来た近隣の
会社の若いサラリーマンの男性3人に何気なく声をかけたら、皆ニコ
ニコ笑いながら近づいてきて「今日もやるんですか」と話しかけて
きた。「ハイ!元気よくやりますよ!」…あうんの会話である。
来月も会えたら、「11・27廃炉デー大アクション」の話をしよう。

【次回の日本原電本店抗議行動】(毎月第1水曜日)

 ★ 11月6日(水)17時より17時45分
   共催:とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
      再稼働阻止全国ネットワーク

  *12月4日(水)は、「11.27廃炉デー大アクション」と
  近接しているため、日本原電抗議行動はお休みします。

 ☆連絡先 TEL 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797
      Email stoptokai2.shutoken@gmail.com
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
              ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付

  その後、皆で下記に移動します。
【次回の東電本店合同抗議】(毎月第1水曜日)
   ◆11月6日(水)18時30分より19時30分 東京電力本店前
   ◇呼びかけ:経産省前テントひろば/たんぽぽ舎
   ◇賛 同:東電株主代表訴訟/ピースボートなど134団体

.. 2019年10月06日 06:10   No.1758006
++ 木村雅英 (社長)…402回       
電力会社任せの「新検査制度」(2020年4月施行予定)は危険!
 |  定検間隔延長と定検期間短縮と出力増強を
 |  目論む電力会社と規制委員会
 | 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その210
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 10月5日(土)午後の再稼働阻止全国ネットワークの拡大事務局会議
(学習会)で、長沢啓行さん(若狭ネット資料室長・大阪府立大学名誉
教授)のお話を聞き、参加者一同が驚き原子力規制委員会の再稼働推進
姿勢にあきれ果てた。

 原子力規制委員会が来年4月施行を目指している新たな検査制度は、
次のことを目論んでいる。
1.原発の定期点検検査を事業者任せ(施設定期検査を廃止し定期事業
者検査に)
2.運転期間(定期点検の間隔)を延長(13ヶ月=>18〜24ヶ月)
3.定期点検の点検期間を短縮(3ケ月=>1ヶ月、オンライン
検査導入)
 更に、出力増強をも導入して、既存原発の設備利用率(約81%)を
95%以上に高めようとしているのだ。

 例えば、3年前の次の記事<「原発の優劣」が明らかになる新検査制度
導入 規制委が常時立ち入り可能な検査へ抜本改革(東洋経済online)
  https://toyokeizai.net/articles/-/120772>
 が示すように、多くの報道は米国に原子力規制庁職員を派遣して導入
を図っているこの「新検査制度」がこれ程ひどいものであるとは誰も考
えていず、今でも余り知られていない。

 しかしながら、今原子力規制庁が実施している2つのパブコメ「新た
な検査制度(原子力規制検査)の実施に向けた法令類の整備(第一
段階)(規則)に係る追加の意見募集について
https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20191003_01.html 」

.. 2019年10月10日 10:46   No.1758007
++ 木村雅英 (社長)…403回       
他を見ると、政令の改正案では「…で原子力規制委員会規則で定める
ものとする」と付された条項の多くが「削除」されているのだ。正に電
力会社任せを示している。
 そうでなくても、原子力規制委員会の審査が電力会社の説明をそのま
ま鵜呑みにする危険な審査であることを見てきたが、この「新検査
制度」導入により、再起動の点検を電力会社任せにして、電力会社の
裁量で出力増強+定期点検間隔延長+定期点検期間短縮=設備利用
率向上を許そうとしているのだ。

 関電汚職が示す汚れきった原子力マネーで原発推進をはかる電力
会社、福島第一原発事故刑事裁判が示す安全性よりもコストを重視し続
けている電力会社。
 電力会社に対して、彼らの裁量で検査手抜きを可能とするこの「新検
査制度」の導入はあまりに危険である。

 これについては、雑誌「No Nukes voice」21号にも木原壯林さんが
長沢さんのお話を参考にして「来年四月から、原発稼働は電力会社の
意のまま?」を書いている。
 メディアに指摘されることが少ないまま進められている「新検査制
度」を何としても止めねばならない。
 ちなみに規制庁資料には、政令制定の予定は、閣議決定(本年10
月)、公布(11月)、施行(来年4月1日)とある。
 導入を阻止するための期間は残念ながらそう長くはない。

.. 2019年10月10日 10:55   No.1758008
++ 渡辺寿子 (大学院生)…122回       
原発事故の理不尽、悲惨を物語る3・11の犠牲者 (下)
 |  真新しい駅はできても人は戻らず
 | 「原子力の暴走を許した私たちの手で、自覚的に
 |  原子力を終わらせる歴史をつくりたい」小出裕章さんの言葉
 └────  (原発いらない!ちば)

10.広場の墓地に新しい墓が増えている

 広場の一番高い所は公共の墓地になっていました。木幡ますみさんに
よると、これまで原発で働いていた人たちが最近次々に亡くなり、その
ため大平山の墓地の墓の数が増えているということです。

11.フレコンパックは隠せても消えぬ高放射能は隠せない

 国道6号をさらに南下し、福島第一原発がある双葉町、大熊町を
通る。この辺りは居住制限区域で、勿論鉄道も開通していない。バスや
自動車などが窓を開けないことを条件に通行が許可されている。
 地震で壊れたままの家々、壊れていなくても、無人で廃屋になって
しまっている家々が見えました。
 このツアーの地元事務局の人は「この辺りから広野町の方に抜ける道
の両側や田んぼには最近まで黒いフレコンパックが積み上がっていたの
に、今日来たら跡形もなく消えてしまっていた」と驚いていました。

 しかしバスの中の線量計は毎時3マイクロシーベルトまで上がり、
キーキーと音をたてました。やはり事故を起こした原発周辺はまだまだ
線量が高いと実感し、日々福島原発の現場で働いている作業員たちの
健康が心配になりました。

12.真新しい駅はできても人は戻らず

 さらに南下して富岡町に入る。常磐線が富岡まで開通したので以前の
富岡駅の場所から離れた所に小綺麗な駅舎ができていました。
 真新しい駅舎と隣接の小さな店が常磐線開通と復興をアピールして
いましたが、駅周辺は閑散としていて、何か白々しい感じでした。
 富岡町の人口約9000人のうち87%が避難したままで、人口の1割位
しか町に人が戻ってきていないということです。

.. 2019年10月14日 06:40   No.1758009
++ 渡辺寿子 (大学院生)…123回       
13.3・11がなかったかの様な四倉の賑わい

 富岡駅を後にして四倉港近くのいわき市四倉道の駅に着き、昼食休憩
となりました。日曜日のせいか駐車場は満杯で、食事会場も人が多く、
席を確保するのに一苦労でした。
 屈託なさそうなレジャー客を見ていると8年前の大地震、大津波、
未曽有の原発過酷事故などまるでなかったかのように思えます。
 人は毎日、毎日辛い現実と向き合ってばかりいては疲弊してしまい
ます。楽しそうにしている人たちもそれぞれに苦労、悩みを抱えている
かもしれません。

 ただ復興五輪の掛け声のもと、3・11原発事故の痕跡や、いまだ
高い福島の放射能のこと、経済政策の失敗をはじめその他諸々の「政権
にとって都合の悪い事柄」を意図的に消し去って、「東京五輪」の
お祭り騒ぎになだれ込もうとする安倍政権の邪悪な意図を決して許して
はならないと思いました。

 たった1日の本当に駆け足の被災現地のフィールドワークでした。
そして過酷な現実も知りましたが、現地に来なければわからなかった
ことを多く知り、実感を持って学べたのは貴重な体験でした。
 全国シンポとフィールドワークを運営して下さった事務局の方々に
感謝します。お疲れ様でした。

 全国シンポでの「どんなに辛い事実も見ないよりは視た方がよい。
原子力の自滅を待つのではなく、原子力の暴走を許した私たちの手で、
自覚的に原子力を終わらせる歴史をつくりたい」という小出裕章さんの
言葉を深く心に刻み、力を得て、またこの福島ツアーの体験も糧にして
明日からの反原発の運動に励んでいきたいと思っています。 (了)

.. 2019年10月14日 06:47   No.1758010


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