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9/4(水)日本原電本社前抗議行動でのスピーチ (いのちをつなぐ会・茨城県利根町)
(1)茨城県最南部利根町から参りました。「いのちをつなぐ会」の 佐藤と申します。 私の住む「利根町」は、茨城県取手市、龍ヶ崎市、千葉県我孫子市に 囲まれた人口約12000人の小さな町です。 そして福島第一原発から約190kmにあり、8年前の「フクイチ(東電 福島第一原発)事故」のホットスポットです。 私たち「いのちをつなぐ会」は、5年前から町内全域の放射能空間 線量を年2回定点観測しています。大地は未だに汚染されたままです。 8年前の東日本大震災の時、津波があと70cm高かったら、「東海第 二原発」はフクイチ(東電福島第一原発)と同様にメルトダウンを起こし ていました。 そのことをあなた方「日本原電」の方々はご存じですよね。 それで昨年11月、寿命40年を超えた「東海第二原発」を「20年延長」 させ、再稼働ですか?正気の沙汰ではありません。 あなた方は、国民の「いのち」より「金儲け」の方が大切ですか?
(2)私の故郷は大分県です。大分県には1基の原発もありません。大分 県は、自然再生エネルギーでは、日本の中で優等生です。 日本で最大級の地熱発電所やバイオマス、水力、風力等により電気を まかない、原発には頼らないでやっています。大分県でできることが、 他県でできないはずがありません。 又、フクイチ(東電福島第一原発)事故をきっかけに、ドイツは、原発 推進から180度「脱原発」に方向転換し、昨年は、水力を含む約50%が すでに再生エネルギーでまかなわれています。 ドイツは、2022年までには、すべての原発を廃炉にすることを決定し ています。 今や、ドイツだけではなく、世界は「脱原発」にシフトしています。 時代遅れのエネルギー「原発」にしがみついているのは、日本だけ です。
.. 2019年09月10日 08:36 No.1744001
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