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突然キレてしまう高齢者が多くなっていると実感を抱いているのは、私だけでしょうか。ゴミの出し方が悪いとトラブルになり、包丁を振り回して殺人未遂なっただのというニュースを見ました。びっくりした事件はまだまだたくさんあります。
電車に座っていた子どもを邪魔だと蹴飛ばした、ガソリン給油所で割り込みを注意されて、キレて自動車でひこうとしたなど、人間性を疑うような、不快な事件も報道されています。凶悪犯罪とはいかなくても、公園や電車・ショッピングモール・病院などで、キレてしまう高齢者を実際によく目します。
石原莞爾平和思想研究会の顧問にも自分の思い通りにならないからと詐欺扱いする心ないメールなどを配信して来る。頭がおかしいとしか言いようがない方も存在しています。日本国は未曾有の高齢化社会に突入しています。人口に対しての高齢者の割合が増えているのだから、高齢者の犯罪が増えるのも当然でしょう。
私の考えは、キレてしまう高齢者のひとつは、社会環境の変化に対応できないと考えています。犯罪に関する書物によれば第二次世界大戦後に少年犯罪が増加したとあるが、この粗暴な少年たちが現在高齢を迎えているという分析があります。
近年のハイテク化や個人情報保護傾向も、ますます高齢者は見捨てられ感を強くしているのではないだろうか。公共機関や銀行の手続きがあまりに煩雑過ぎているにも関わらず、本人でなければ手続きが出来ないという案件もあります。
インターネットが使用できなければ電話で対応して貰いたいところですが、コールセンターにかけても、オペレーターにはなかなか辿りつけないので怒鳴りつけたくなる気持ちもわかります。まして現役時代に相応の社会的地位で活躍していた人ならば、誇りが傷つけられるのも無理はないのかもしれません。
年齢層によるIT格差は数年前の比ではないでしょう。世の中の流れについていけない高齢者は、すでにその段階で社会的な孤立になっているともいえます。今の世の中、人間関係が希薄になってきていますが、我々石原莞爾平和思想研究会の同志におかれましては希薄になることないよう絆を強固なものとしていただければ幸いに存じます。
.. 2019年09月07日 20:26 No.1743001
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