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見解交錯 ロシア軍施設事故 ミサイルの原子炉破損 指摘も
ロシア北部の海軍実験場で8月に起きた爆発事故には多くの謎が 残る。長い航続距離を持つ原子力推進式巡航ミサイルの事故との見方 が出たが、ロシア側は「有望な兵器システム開発中の事故」として 詳細を明らかにしていない。周辺で検出された放射性物質の特徴など から、ミサイルの動力源となる原子炉の隔壁が何らかのトラブルで破損 した可能性を指摘する専門家もいる。(中略) 静岡県立大の西恭之特任助教(国際安全保障)は「ロシアは技術の詳細 を隠している」と批判。「原子力巡航ミサイルは通過する地域や海域を 放射能で汚染する恐れがある。核弾頭が搭載されれば核戦争のリスクが さらに高まる」と懸念する。(9月5日朝刊6面より抜粋)
.. 2019年09月06日 09:28 No.1742001
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